橋めぐり・・・ 宮沢橋2008/11/06 21:27

 宮沢橋は河原町にある。
河原町は夫との暮らしを始めたところだ。
床屋さんの裏の六畳一間の間借りだった。

 岸辺で川面を眺めながらお茶を飲んでいてふと思った。
行って見よう!
 家並みも道路も変わっていたが同じ名前の理容室を見つけた。
さすがにお店に入る勇気はなくて どうしたものかとぼんやり立っていた。

 横断歩道の方を見るとピンクの洋服を着た女性が信号を待っている。
あれッ?おくさん?
 いや、もう40年以上も経って80歳は越えているはず。あんなに若くはない。
 近づくと顔も昔のままの奥さんだった@@!

 こちらのこともすぐ思い出してもらえて 〇男に会ってとお店に入れられ、◎子も近くに住んでいるからとそちらのお家まで案内してくれて当時小学生だった◎子ちゃんが五十代の立派な女性になっていた。

 ご主人は7年前になくなったがビルを遺してくれたのでその三階に住んでいる。気を使うことはないからコーヒーでも入れるからと何度も勧めてくれた。
昔とちっとも変わらない。

 昔、田舎の井の中から都会に出て知らない人ばかりの中で始めた暮らし。
 大家さんの前を通るたびに「××ちゃん、上がってお茶飲んでいがいん」と親切に誘ってくれた。
 声を掛けてもらうのはありがたかったが生粋の仙台ことばが分からなくて緊張したっけ。

 おくさんはともかく子供達も懐かしんでくれたのは意外だった。
小学生の二人は夫が仕事から帰るのを待っていて「おんちゃん、おんちゃん」と慕って
夫も喜んで二人を連れて川原へ遊びに行ったものだ。
(折角帰宅した夫がすぐ出て行くので、こちらはいささか複雑な心境ではあった  ^^;;;)

 たった半年で次の転勤地へ移ってしまったのに
長く付き合った人に会ったように懐かしく嬉しい気持ちになった。
きっと奥さんの人柄によるのだろう。
 気持ちを一杯に前に出してこちらを受けてくださるから。

80歳を越えてもあんなに若くいられるのは人に親しむ明るさがあるからだろう。

コメント

_ ako ― 2008/11/06 22:49

いい日でしたね。
ありそうでなかなかない話です。
情景を見ているように頭に描いて読みました。
40年ともなると面変わりしてすれ違ってもわからないのが
普通なのにねぇ。
やっぱり出て歩くべきですね。(^O^)

_ e-ばあ ― 2008/11/07 10:18

akoさん
不思議な偶然でした。
何年かは年賀状は出したのですが
お家に入っていくほどの間柄でもなく、健在かも分からない人でした。

>やっぱり出て歩くべきですね。(^O^)
ハイ!
akoさん言ってましたね~
一日に何人かと(10人以上?多い数でした)言葉を交わしていると
ぼけないとか。
家にこもっていると誰とも話さないで過ごすことがあります。
外に出て、特に知らない道を歩くと
道を尋ねたり、応えてくれる人の温かさに触れたり
まさに婆も歩けば・・・です^^。

_ 竹ちゃん ― 2008/11/07 20:17

良いですね。
僕もこの話の中に入りたいものです。
e-ばあがやってることを僕も実行しています。
地方に行って、観光地は避け小さい町を中心に散策しています。
知らない人と話すのは楽しいですね。

_ eーばあ ― 2008/11/08 08:58

竹さん
懐かしい人に会えていい橋めぐりになりました^^。
竹さんもお仕事を頑張ってください。

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