曼殊沙華まつり2016/09/30 20:21

 



 ○さんにヒガンバナを見に行きたいから付き合ってと言われた。
行先は春にお花見に出かけた「船岡城址公園」
 7万本ほどの彼岸花が咲くという。


 朝10時に家を出た。
バスと地下鉄を乗り継いで仙台駅に、
そこから東北本線で船岡まで公園には徒歩で10分ほど。
乗り継ぎが上手くいってラッキーだった。
 
「曼殊沙華まつり」は10/2までだが 平日とあって人混みもない。
花は盛りを過ぎていたが十分見ごたえがあった。





 春には桜で華やぐ白石川の堤防の「一目千本桜」も秋の彩りには少し早く、
桜の頃は人で溢れる「千桜橋」にも人影はなかったが異なる景色に出会えたこともうれしかった。

○さんの誕生日2016/09/27 21:08


 囲碁のある土曜日が○さんの誕生日だった。

 囲碁の後、毎回食事を一緒にする人がお休みで二人だけになったので いつもと違うレストランに 行くことにした。

 「今日の支払いは私ね」と言ったら
○さんは「ありがとう」の後で 間もなく貴方の誕生日も来るから
割り勘にしようよと言った。

 「あら、そうなの?」
 強く反対する気もなかったので会計はそれぞれが払った。

 一人になって考えた。
 あれで良かったのかなあ?

 算数的には確かに辻褄が合っている。

 私が支払いをしたら10月の私の誕生日には○さんが払ってくれるだろう。

「やったり、とったり」同じことを繰り返すよりはと
合理的思考で終わらせてしまった。
 
 
 奢ったりおごられたりすることで 
いつものランチがお誕生日の特別な ご馳走になったかもしれないのに。

 暮らしの中には「無駄」がゆとりや潤いをもたらすことだってもあるのに・・・

ピーマンとピーマン頭2016/09/24 21:04

 ○さんから車の点検に近くまで行くので
寄りたいと電話があった。

 水曜日は老人体操の日で午後から塞がっているが
折角の申し出なのでお顔だけでも見せてよとお願いした。

○さんは自然のものが好きだから
畑のピーマンを持って行ってもらおう。
 ビニール袋に10個もいだ。
 

 時間が迫ってから三日前の栗ご飯が冷凍庫にあることを思い出した。
 近頃とみに頭の回転が鈍くなっている ^^;;
 大急ぎでみそ汁を作った。後は浅漬けだけ。

 どんなお粗末なものでも「おいしい おいしい」と
いつも喜んでくれる○さんだ。
 
 一時に始まる体操の会場まで○さんの車で送ってもらい
認知症予防(?)の体操も無事終えた。

 
 三本植えた畑のピーマンが次々と実を付ける。。
「親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もない」とかいうが
ピーマンも茄子の仲間のせいか食べきれないほどだ。
数えていないが およそ70は採ったとおもう。まだ続く。

 ピーマンを植えたのは初めてではないがこんな豊作は初めてだ。

 苗を 植え付けたばあちゃんの頭のピーマン化となにか因果関係があるのだろうか ^^;;

敬老の日2016/09/19 22:47

三連休で娘夫婦が来た。

 この頃はちょっと厄介な書類などがあると考えるのを止めて娘の来るのを待っている。
 その癖 iいざ娘が来ても何を聞こうとしたのか忘れてしまうという酷い老化ぶりだ。

 一泊しての朝、Kさんが 「買いたいものとか、行きたいところは?」と
車のない私の暮らしを気遣ってくれた。

 う~む、あるような、ないような・・・
 「東北歴史博物館で「アンコール・ワットへのみち」の開催が今日までだけど・・・」

「それ、行きましょう」

  7月16日から開かれていたのを気にしながら結局最終日の今日になって観ることに ラッキー。

 100点以上のアンコール王朝の神々の彫像。端正で細やかで美しかった。
 アンコール王朝はもとはヒンズー教だが時代の流れで仏教が入るようになり、時の権力者がそれを受け入れたことで 彫像のなかにブッダや菩薩像も徐々に混じって展示されていた。

 そういう仏像をみると神々の彫像に感動する思いとは違う「安らぎ」ともいえるホッとする思いが沸いて不思議な気がした。

 混雑を予想して行ったが順調に観ることができた。

 良い敬老の日だった。

頭髪2016/09/13 22:00

 共に老境を迎えたころ夫の洗髪後のボサボサ」頭を見て白髪に目が行った。
 普段整髪をしている時はたいして目立たなかった。

 思わず。「随分白髪が増えたのねえ」と言ったら
夫は「頭髪があるだけでもいいと思わなくっちゃね」とおどけて答えた。

 あれ?男の人でも白髪を気にするのかと迂闊な発言をちょっと後悔した。

 先日久しぶりに姉宅をたずねた。

 長めのウォーキングと思えば歩いても行けるところだが 私たちは「水臭い姉妹」で(^^;)お互いの家を行き来することはあまりない。
 時々 二時間くらいの長電話はするが。^^;;;

 久しぶりに会ったせいかおばあちゃんになったなあと思った。
二歳しか違わないので向こうも同じことを思っただろう。

 気になったのが頭髪、染めている髪が黒すぎる。

 姉は白髪が出始めた時染めないで あるがままにしていた。
やがてほとんどが白くなりそれがよく似合っていると私は思っていた。

 けれど、本人にはそれなりの考えがあったのだろう。
一年ほど前、又髪を染め始めた。
 本人が選んだことならと私は何も言わなかった。

 私の髪も年を取った。
 白髪はもちろん、毛が細くなってボリュウムが出ない。
 白髪にする決心も付かず、染めを繰り返しているがそろそろ年貢の納め時かと思う。

 大方の女性は加齢による頭髪の変化に気を使っていると思うが
友達の○さんは75歳を過ぎたのに、白髪のない艶艶の髪を持っている。
 ついでに言うと○さんは虫歯も一本もない。
 世の中にはこんな恵まれた人もいる。
 
 たかが髪ごときで と思いたいが行きつけの美容師さんのいうには
なじみのお客様が病気やストレスを抱えている時、髪に触ると 体調の変化が分かるそうだ。いろいろな髪に触っているプロならではの気づきかなあと思った。

夜半の目覚め2016/09/08 22:51


 夜半に目覚めても 眠れなくて困るということは滅多にないのだが
数日前、なぜか眼が冴えて寝付けなかった。

 仕方なく枕元にある携帯ラジオのスイッチを入れた。
ヴァイオリンの音がした。
「あ、サラサーテのチゴイネルワイゼンだ」

 音楽の知識はほとんどないのに
この曲はすぐに分かった。

 高校生の頃○さんに「父親からオーディオプレィヤー買ってもらったから レコードを一緒に聞きましょう」と誘われて初めて聞いた曲。
60年余り前のことだ。

 あのころと変わらぬドラマチックな曲を聞き終えて○さんのことを思い出した。
 「太宰」も「内田百閒」も○さんを通して知った。

 ○さんは55歳で亡くなったが高校で知り合ってから大事な友であった。
 多感な思春期からの付き合い、一番多くの刺激を受けた友だったと思う。

 信頼し、尊敬していた友ではあったが 振り返ると
○さんのために自分が何をなしたのか・・・いい友であったのか・・・わからない。

怠惰な日々2016/09/05 22:04


陽のある日中は暑いからと家に閉じこもり、グータラ,
夕方 一日が終わりそうになって歩数計をみると1000歩にも届いていない。
アリャ、不味いんじゃないのと慌てて30分ほど歩く。
 そんな日々の中にブログのネタがあるわけがない^^;;

 首都圏に住んでいる高校のクラスメート○さんから封書が届いた。

 手紙にしては厚いと思いながら開いたら彼女のエッセーが三篇入っていた。

 ○さんの住んでいる地域に創作やエッセーを書く仲間がいて、
年四回 「同人誌」を発行している。
 発行のたびにお互いの作品を批評しあうというやり方だ。
 レベルが高くてきついとぼやきながらも○さんは長い間投稿を続けている。

 送られたエッセーを読んで見る。
 研鑽を積んでいる人の文章はしっかりしていて安心して読み進められる。
 
 ○さんは古典を読み解くサークルにも入っている。
 「徒然草」を読み解く勉強を終えて今は「平家物語」をやっているそうでそれがめっぽう面白くて古語辞典を離さない暮らしだという。

 高校の時から落ちこぼれの私とは違い優秀な人だったから当然と言えば当然だが、・・・

 同じ年齢なのにチト違いすぎるなあ。
あ、○さんはボランティアも長く続けている。

  
   ま、いいかあ・・・

オレオレ詐欺2016/08/30 18:47


  「オレオレ詐欺」の電話は何回かきて 引っかからずに
済んでいるのだが、
 呼び出し音が鳴るたびに 警戒しながら受話器を取るのは
嫌なものだ。

 暫く止んでいた息子を名乗る怪しげな電話が二回続いた。

作戦開始^^;;、

 留守電のメッセージを確かめてから こちらから
電話をかけなおすことにした。

 婆の知り合いは高齢だから「録音メッセージ」が苦手かもしれないが
 ボラを止めてから入る電話も減っているしと、こちらの都合を通すことにした。


  知り合いの人に「オレオレ詐欺」が来たときの話を聞いた。

「ゴホゴホ・・・俺だけど・・・」
(あ、あやしい)
「どうしたの?」
「熱が酷くて大変なんだゴホゴホ・・・」
「ああ、そ~か~、お前大変だな。こんな夜中だとどうにもならないから
今夜は、暖かくしてよく寝て明日の朝もう一度電話をくれ。」
 これを仙台弁だけで言ったそうだ。

 翌日、知人は用事があり娘に電話のことを話し出かけた。

 偽息子は律儀に電話をくれた。
「もしもし・・・○○だけど…ゴホゴホ」
「え・?!お兄ちゃん?お兄ちゃんなら家にいるよ」
ガチャン!
 
 お見事。
 

  私にはこんな度胸はない^^;;;

「シン・ゴジラ」2016/08/26 22:11

 夕方近所の家に届け物をしての帰り 門のところにあった自転車の赤いランプが ちかちかと点滅していた。

 玄関の扉はすでにしまっている。
ランプが付いたままでは困るのではないか。
もう一度呼び出すのも気が引けたが呼び鈴を押したら
奥さんが又顔を出してくれた。
 ランプが・・・というと「ああ、それ触ると点くのよ」と笑って言う。

 触った覚えはないのだが狭いところをすり抜けようとしたとき
私が触れたのだろう。
 盗難防止のランプらしい。

 最近は世の動きについていけてないなあと思うことがある。

 若い人の間に話題の「シン・ゴジラ」を観た。
と、知り合いに言うと「え?!あなたが!」と驚かれる。
  
 滅多に映画を見たことがないという娘が何年振りかで
「シン・ゴジラ」を観たら面白かったから見てみたらとのこと。

 年を取ったせいか、殺伐としたシーンが正視できなくなった。
特撮にも興味がない、もちろんゴジラにも。

 時間もあることだし折角の娘のゴスイセンだからと出かけた。

 
 が、映画に先立っての予告編が二本とも怖い怪物のような場面ばかりで
 
 おまけに最新式のIMAXという上映システムのため 画面の大きさや殊に音響効果が半端でない。
 目を閉じて耳をふさいでも音は周囲全体から響いてくる。

 「とんでもない処に来てしまった。本編もこんなだったらどうしよう」と音に耐えていたら
「ゴジラ」が始まったら静かになった。

 ホッとした。
 あらすじは東京湾に現れた巨大不明生物と対決する政府や各機関の必死の取り組み。

 私にはよく理解出来ないところもあったが、迫力があり退屈もしなかった。

 ゴジラが暴れて街を破壊していく様は東日本大震災の津波を連想させ胸が痛かった。

 「ゴジラ」はある日突然起こる災害であったり、疫病であったり、戦争であったりするかもしれない。

 その時、政府や各機関は映画のように私たちを守ってくれるのだろうか。

 世の動きからズレてしまった頭で考えてみる^^;;;

熱中症にご注意2016/08/21 11:33

 囲碁遊びを八月は六日と13日を休んだので
昨日しばらくぶりで出席したら7名と少なかった。

 ○氏のいつもと変わらぬ元気そうなお顔が見えたので
○さんと「あら!よかった、よかった」と喜んだ。

 先月30日の活動日に毎回30分は早く見えて勉強熱心な仲間のために指導碁をしてくださる○氏が10時を過ぎても見えなかった。

 遅いねと話していたところへ「救急車で運ばれた」という電話が入った。
 その後詳しい情報はないまま囲碁の後一同解散した。

 休んでいた3週間の間 ○氏はどうなったかしらと気がかりだった。


○氏の話によると

 30日の朝9時半ごろ、囲碁の会場に来ようとしていつものように自転車にまたがった。
 記憶はそこからプツンと切れている。

 倒れたところが自宅近くなのが幸いして ご近所の人も顔見知り
本人に意識はなかったが大騒ぎになりすぐに救急車で病院に運ばれた。

 どんな処置をされたかもわからない。
意識が戻ったのは3時ころ。手首のところから点滴が繋がっていた。

 熱中症。

 ○氏は85歳と高齢だが古武士のような風格で「剣道とか何か武道でも?」と聞きたくなるような健康そのものの印象を受ける。
 そんな○氏を突然襲った熱中症。

 
 ○氏は淡々と話してくれたが熱中症って怖いんだなあと
後期高齢者一同は改めて思ったのだった。