郡山堰2008/11/06 21:17

《遡上する鮭》

橋めぐり・・・郡山堰2008/11/06 21:19

 宮沢橋と広瀬橋の中間あたりに郡山堰がある。
プロのカメラマン風の若者が堰を撮っていた。
きらめく川面とせき止められた流れが綺麗だったので私もカメラを出した。
 「カメラが趣味ですか」・・モジモジ・・・
なんてことから、なぜかモデルを頼まれてしまった。
アハハ・・モチ後姿です。

 なかなかOKが出ない。
ギャラは貰えなかったが何気なく眺めていた流れの中に鮭が遡上しているのだという。
言われて見るとしぶきが頻繁に上がる。
両側の魚道は鮭のために作られているのだが鮭は折角作った魚道を遡上しないそうだ。

 若者は何処かの研究機関の依頼で鮭の遡上状態を観察に来ているらしかった。
て、ことで残念ながらモデルになったe-ばあが何かにデビューてなことはありません。

橋めぐり・・・ 宮沢橋2008/11/06 21:27

 宮沢橋は河原町にある。
河原町は夫との暮らしを始めたところだ。
床屋さんの裏の六畳一間の間借りだった。

 岸辺で川面を眺めながらお茶を飲んでいてふと思った。
行って見よう!
 家並みも道路も変わっていたが同じ名前の理容室を見つけた。
さすがにお店に入る勇気はなくて どうしたものかとぼんやり立っていた。

 横断歩道の方を見るとピンクの洋服を着た女性が信号を待っている。
あれッ?おくさん?
 いや、もう40年以上も経って80歳は越えているはず。あんなに若くはない。
 近づくと顔も昔のままの奥さんだった@@!

 こちらのこともすぐ思い出してもらえて 〇男に会ってとお店に入れられ、◎子も近くに住んでいるからとそちらのお家まで案内してくれて当時小学生だった◎子ちゃんが五十代の立派な女性になっていた。

 ご主人は7年前になくなったがビルを遺してくれたのでその三階に住んでいる。気を使うことはないからコーヒーでも入れるからと何度も勧めてくれた。
昔とちっとも変わらない。

 昔、田舎の井の中から都会に出て知らない人ばかりの中で始めた暮らし。
 大家さんの前を通るたびに「××ちゃん、上がってお茶飲んでいがいん」と親切に誘ってくれた。
 声を掛けてもらうのはありがたかったが生粋の仙台ことばが分からなくて緊張したっけ。

 おくさんはともかく子供達も懐かしんでくれたのは意外だった。
小学生の二人は夫が仕事から帰るのを待っていて「おんちゃん、おんちゃん」と慕って
夫も喜んで二人を連れて川原へ遊びに行ったものだ。
(折角帰宅した夫がすぐ出て行くので、こちらはいささか複雑な心境ではあった  ^^;;;)

 たった半年で次の転勤地へ移ってしまったのに
長く付き合った人に会ったように懐かしく嬉しい気持ちになった。
きっと奥さんの人柄によるのだろう。
 気持ちを一杯に前に出してこちらを受けてくださるから。

80歳を越えてもあんなに若くいられるのは人に親しむ明るさがあるからだろう。

橋めぐり・・・愛宕大橋から広瀬橋まで2008/11/06 21:40

《愛宕大橋橋脚から愛宕橋を見る》

 お天気がいいので家事に目をつぶって愛宕大橋~愛宕橋~宮沢橋~広瀬橋を歩いてきた。(12,152歩)