読み継がれた本2014/06/24 19:25

 昨夜、市内に住む姉から電話があった。
 

 唐突に「花子とアン見てる?」と聞かれた。
 「見てるよ」
 「朝ドラ面白いよね」「うん」

 電話の度に言おうと思って忘れていたことがあるという。
 

 姉の所にある「赤毛のアン」の巻末に私の名前(旧姓)と「1957・10・25・ ××書店」という署名があるそうだ。
 本棚には「赤毛のアン」とその後の続編全10巻が並んでいる。
 そして三冊目の「アンの愛情」まで私の署名があるという。

 へエ~  どういう経緯で私の本が姉ん家の本棚にあるのか全く記憶にない。

 1957年と言えば二十歳ころで、手当たり次第に本を読みあさっていた頃だ。

 隣町の××書店には素敵な奥様が店番をしていた。
 

 思うにそれから何十年かして、アニメの「赤毛のアン」を見ていた甥っ子が家に遊びに来て本を持ち帰ったのであろう。
 そして4巻から10巻まで自分で買い求めたのだろう。

 半世紀以上も前に心を躍らせて読んだ「赤毛のアン」を娘が全巻を買って読んでいたことも知らなかったが、昨日又赤ん坊のころから「〇チャン」と可愛がった甥もかつての「赤毛のアン」ファンと知った。

 朝ドラがなければ知らないまま過ごしたこと・・・なんだかうれしい^^。

 現代っ子にも「赤毛のアン」ファンは多いのだろうか。



  =今日の空=
《6/24・朝4時》


《6/24・朝6時》


《6/24・7時夕焼け》