e-ばあちゃんのblog

《正楽寺》

　仙台駅の東口近くに新寺通りと言うエリアがありその名のごとく寺院が並んでいて、寺院の裏の通り三丁ばかりが遊歩道になっていると知った。

　そこを歩いてみよう。
もしかしたら、素敵な紅葉が見られるかもしれない。

　「新寺３丁目」のバス停前にあるのが正楽寺　境内は広く手入れが行き届き、本堂の前には市の銘木に指定されている大イチョウがあった。

　藩政時代から数回の大火をくぐりぬけて残った山門と本堂は享保５年の建立。建築物とて　歴史的に貴重なものと案内板にあった。

　ああ、ここにも震災の爪痕が、、、。
浄土宗の特徴ある瓦ぶきと言うが、このたびの大震災で受けた傷跡が痛々しかった。
　裏門の通路に本郷国包（くにかね）＝刀工の歴代の墓があった。
　
　裏門を出ると遊歩道、５丁目の公園まで歩いた。
生憎紅葉には早かったが表通りの喧騒がうそのような静かな空間、この界隈はたくさんの寺院がある。

　紅葉に彩られる頃、来れたらいいな。伊達家とゆかりの寺院もあるし、境内に市指定の銘木のある寺も多いので。

　気張らず、市街に出た時ちょこっと、足を伸ばすかんじで。