津軽鉄道2011/07/04 11:03

 津軽鉄道は五所川原から中里まで奥津軽を走る20キロ余り(所要時間40分) 民間会社のローカル線だ。

 私の旅の目的地は金木街にある「斜陽館」だった。

 出発前、五所川原では「五~ぐる号」というバスが「斜陽館」「吉幾三ミュージアム」など5か所の観光施設を回ることを知った。

 鉄道にしようか、バスにしようかと迷っていた。
結局鉄道に決めたのだが、もしバスを選んだら旅の内容はまた違ったものになったのだろうし、違う楽しみを味わえたかもしれない。
 人生に似ているね^^。

 私は自分の決めたやり方で十分楽しめた。
津軽鉄道は熱かった。

列車には「トレインアテンダント」という女性の乗務員が乗っているのだがこの女性たちの頑張りが温かい。
津軽を、会社を、鉄道を、そして乗客を愛しているんだ~と伝わるサービスだった。

のどかな緑のじゅうたんのような田園風景を眺めながら行くローカルの旅、
アテンダントさんは時には空いている席に座ってお話し相手もしてくれる。
穏やかな津軽なまりの混じった話しぶりで和ませてもらえる。

大震災で東北の観光地は人出が減り、殊にローカル線の打撃は大きい。

ケッパレ 津軽鉄道!

五能線2011/07/04 20:24

 五能線のリゾート列車「しらかみ」には初めて乗った。
16:50分発。五所川原から秋田まで約三時間。

 寝台車のような仕様でボックスの中のテーブルを挟んで四人が座る。
私の席は窓際で向かいに年配の男性、通路側にご夫婦が座られた。
 いつも休日切符で一緒に旅行されているというお二人はお話好きで明るかった。

 私と向かいの男性は はあ、はあともっぱら聞き役^^。

 日本海の海岸沿いを走るので人気の列車だが 天気もよく
青空の下きらめく海原が時間とともに変わって行く様を見ることが出来た。

 途中、ご夫婦は下車されて、老年の男女が残った^^。
浦安からの方で外国に行かれたり、冬はひと月ほど沖縄で過ごされるという旅行慣れされた方だった。

 落日を期待したがその頃水平線は霞がかかってしまい見ずまい。残念。

 20:38定刻秋田着。
泊まる宿が近かったので連れだって下りた。
 その方はシティホテルに 私は向かいのビジネスホテルに^^。

 犬も歩けば棒に当たる。
 ばあは歩かねば何も起きない。
 
人と、自然と、たくさんの思い出を増やした旅であった。
出会えた人に感謝。
健康に、感謝。

オレンジスタジオ


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