ヤジウマ全開2011/07/03 14:00

 前日 夕方ホテルに入る時は雨だった。雨はだんだん強くなっていた。

 朝、部屋のカーテンを開けて・・・あれぇ~!晴れてるよ!

 8時ころ五所川原津軽鉄道の駅でチケットを求めようとしたらイベント列車の整理券は?と聞かれた。

 大震災の風評で大きな打撃を受けた東北のローカル線を支援する催しがあり その日は津軽鉄道に杉良太郎、伍代夏子、大石まどか、城之内早苗が一日駅長として乗るのだそうだ。

 五所川原を離れるのは夕方だから とりあえず整理券をもらった。
特別列車の出発は午後2時。その間にイベントのために発行されたフリー切符で斜陽館を見ることにした


 一つ先の芦野公園を散策してから金木に戻ることにした。

 芦野公園は「大人の休日倶楽部」表紙に 吉永小百合が桜をバックに映っている駅で素敵なところだ。

 芦野公園に降りたのは私が一人。駅は無人。公園に人影が見えたのでそちらに歩いて行ったら、「随分と早いですね」と年配の男性に声を掛けられた。

 太宰の碑の場所を聞いたら一緒に行きましょうとの言葉。
パークゴルフ(?)の順番まで時間があるのだという。

 80歳を超えた方だったが町の要職にあった人のようで歴史にも詳しかった。
別れるとき「ありがとう」の写真を密かに撮ろうと^^; したら後ろを振り返った。

斜陽館なら電車を待つよりも20分ほどだから歩い方が良いですよ。

 言われた通り歩いて三差路に来たので念のため散歩をしていた男性に確かめた。

 また歩き始めたら後ろから来た車がスーと止まり、窓からその人が「車で送ります」という。 かたじけなや。あっという間に斜陽館の前^^。

 津軽には親切な人が多いな~~

 一旦、五所川原に戻りご飯を食べることにした。

 運ばれた皿のキャベツに思わず「オオ!」と声が。

 ハンバーグもおいしかったがキャベツの山はついに征服できなかった。

 お腹を満たした後「立佞武多の館」で一時半まで時間を費やした。
立佞武多の館は地上6階をぶち抜いて高さ22メートルのねぷたを常時展示している。

津軽の人は どでかいことが好きだな~~
 
ようやく時間が来てイベント列車の出発進行。

 日頃特別にタレントに興味がある訳ではないが・・・
なんと、なんと通路を挟んだ隣の席に杉良太郎夫妻が掛けた。

 ヤジウマ魂全開。「隣に並んで」と一緒にいた席の女性たちに自分では出来もしないことを勧めて、パシャリ。教えてもらった宛名に送る約束をする。

 お礼に津軽鉄道で有名な「ミサオばあさん」の笹餅をご馳走になった。 

出番を待つ今年のねぷた