ちょこっとドライブ2014/04/27 21:59


 午後も2時を回った頃〇さんから「里山が微笑んでいるからその辺を廻って見ない?」との電話が入った。

 整理しようと引き出しから出した冬物を慌てて戻して〇さんを待った。

 間もなく〇さんが車で見えて「行ったことのない道」を走ることにした。

 淡い萌黄色がふんわりと重なる中に咲き残っている山桜の優しいピンクがところどころ混じる。
 桜だ、桜だと大騒ぎして10日も経っていないのに、舞台が切り替わるように
里山はすっかり春の佇まいだ。
 

 秋の紅葉とも違う趣のぼんやりかすむような早春の山は好きな情景だ。

 絵心のある〇さんのつぶやきも楽しい。

 道端に「通行止め」の札があったが、民家も見えるし道路も広いので入ることにした。
 山は綺麗だったが300mも行かないうちに行き止まり。

 「あれなに?」行きには気づかなかった農家の見事な松の木。

 車から降りて二人は厚かましくも門をはいって行った。
運よく家の前にご主人がおられて「松を見せてください」とお願いしたら快諾してもらえた。左右に伸びた枝が25mあるそうだ。写真を許してもらったが余りに長くて全部は入らない^^;

 木の大きさから推測しても歴史のあるお家らしかった。
 お正月に門に設える松飾りや正月行事のいろいろ、古い習わしをお話してもらった。奥さんも明るく優しげな人だった。


 
 「彼岸花のころにまた来て下さい」と言葉をいただいた。


帰りは根白石小学校を見て帰った。
珍しい二宮尊徳像

 創立明治6年、校舎は昭和5年



「なんだか得したような半日だったね~」
「いいドライブだったね、あのご夫婦のお人柄のお陰かもね」

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