占い通りには・・・^^;2014/04/01 21:25

朝刊に毎日載っている「きょうの運勢」

私の月は「ほとんど思い通りにいく。花道を歩き始める」とあった。
キャッホ~♪の気分で読んだが、夜になって振り返ると可もなく不可もない一日だった。

月初めにあるボラの会議で街まで出るついでに映画を見る予定があった。
映画館での映画はいつだったか、思い出せないほどのご無沙汰だ。

ブログ友のたらのめめさんは映画の好きな方で時々感想をブログに載せる。
その文章が素晴らしく楽しみで思わず「観てみたい」気分になる。

今回は「ネブラスカ」副題が(二つの心をつなぐ旅)、モノクロで地味~な映画。
広大な大地を年老いた父のへんてこな夢に付き合い、モンタナからネブラスカまで息子は父との長い車の旅に出る。
父に対する息子の地味~な忍耐強い愛がじわ~とくる。

何十年も前の映画を観ているような何処か牧歌的で安心して見られる映画だった。

今日は四月一日。エープリルフール。今日の運勢はウソだったのか。

いえ、いえ、会議は3時半にきちんと終わり、お天気も良かったから映画に行けた。

家路を急ぐ帰りバス停に着いたら丁度バスが来た。
 満員のバスで三つ目で席が一つだけ空いて掛けられた。

 ささやかではありますがラッキーな一日と言える^^。

つぶやき2014/04/08 20:28


 数日前 珍しく3時ころ目を覚ました。起きるには早すぎる。

 ラジオを入れたら深夜便で「にっぽんの歌 心の歌」の時間だった。

 岡晴夫と藤山一郎。
 
 岡の「東京の花売り娘」「泣くなこばとよ」が流れた。明るい歌声だな~
 アナの解説によれば岡の歌の出だしは「ア」の母音で始まることが多い。
 明るく感じるのはそのせいもあるとのことだった。フムフム。

 流行歌は若いころから好きというわけではなかったが何となく覚えている。

 「ラジオ体操の歌」を歌っているのは藤山一郎だそうだ。
アナウンサーが「ここでラジオ「体操の歌」をかけると飛び起きる人が出るかもしれないので「丘を越えて」をかけます」と^^。

 昔の歌手は美声が多かったのだな~と思う。
藤山の歌声にほれぼれと聞き入った。
 日本語が美しく響く。

 ラジオ体操の歌が藤山一郎というのが意外だったので検索してみた。
 今のラジオ体操は三代目で1951年から始まっている。
 その間、テレビ放送、ラジオとも全面的に放送を休止したのは昭和天皇の崩御の時と三年前の東日本大震災の翌日3月12日の二度だそうだ。

 私は眠りばあさんで3時に目覚めてラジオを聞くなど滅多にない。
 旅先ではだめだが家では幾らでも眠むられる^^;;;

 小さいころから怠けものだったようだ。
 すぐ上の姉は家のことをよく手伝っていた。

 先日、その姉が言った。
 「母さんは「eチャンはいっぱい寝ないとダメな人だ」と言って自分を「起きなさい」と言っても貴方のことは寝ていても叱らなかった。
不公平だと思った」と。

 そんなこと何も知らずにグーグー寝ていたe-ばあであった^^;;;;;

 思うに、長い私の反抗期に手を焼いていた母は寝不足からの私の不機嫌を回避していたのだろう。

 結果、年は二つだけの違いなのに「主婦力」は雲泥の差^^;;;;;

洗濯にまつわる話2014/04/11 18:00

《仙台の開花宣言は7日に出ていますが、 近場の桜はこんな感じ。》

 主婦なら誰しも洗濯はまとめてしたい。

 〇さんは一回の量としては少なめだったが、翌日天気が崩れるとの予報もあり洗濯機を回した。

 次の日洗濯の籠にご主人の入れた洗い物が入っていた。
思わず「エ~ッ、どうして昨日出してくれなかったの?」と言ってしまった。

 ばあはちょっと驚いて「え?」(そんなこと言ったの?)←言葉にならない部分。
 この辺りから〇さんはゲラゲラと笑いだした。

 ご主人は「あなたが何時洗濯するのかどうやって知るの?」と言った。
 〇さんは悪かったと思ったが古女房のメンツにかけて引き下がるわけにはいかない。

 「空模様を見てお天気だから洗濯をするだろう~・・・とか・・」
よくもこんなへ理屈がとっさに言えるものと自分でも呆れながら。
 ご主人は黙った。

 〇さんのご主人は優しい人のようだ。喧嘩になっても可笑しくない場面なのに。
 そもそも〇さんが洗濯をするときに一声かければ済むことなのに。

 古女房は無敵だ。ご無体なことでも通そうとすると〇さんは言った。

 ゲラゲラ二人で笑って、
 「こんなに笑って私たち長生きするね。きっと。」と婆は言った。

 いやいや、天罰が下りますって^^;;;;

お花見日和2014/04/13 18:40

 娘とお墓参りの帰り榴ヶ岡公園まで足を延ばしてお花見をした。
 

 久しぶりのピーカン。この地特有の風もなく、花は見頃、日曜日 と好
条件は重なった。気温16度。

 公園は人人人・・・思いはみな同じらしい^^。「見るなら今でしょ!」

 娘は学生の頃ここで場所取りをして花見をしたことがあるとか。
そんな話をしながら公園を一回りした。

《榴ヶ岡公園》

 来たからには東六番小学校の桜も見ようということで歩き始めたが
道順をすっかり忘れている^^;;;
 

 多分こっちだろうと二人で歩いていたら広い道に出て
「あれ?」もう四十年も前の佇まいそのままのモチ屋さんがあった。
 お腹がすいていたので団子を買うことにした。

 年配のおかみさんが出てきた。
「昔姉が近くに住んでいたのですが、お店の歴史も長いのでしょうね」と尋ねたら
「はい、60年以上なります」と言った。

 買った団子は四本。
小学校の道を訪ねた。

 店の外まで出てくれて「真っ直ぐ5分で着きますよ」と教えていただいた。

餅屋の団子だけにもちもちとおいしかった^^。


《校舎側から》   ヒガンサクラ樹齢300年。(昭和50年標識)


《校舎を背景に》



 一昨年、一人でふらふら歩いたが娘と二人の桜見物は昔を思い出したり独り歩きとは違ったお花見となった。

  今日の歩行数:12017

初めてのプール2014/04/15 17:55


 今までのプールが三月で閉鎖されて水中ウォーキングが出来なくなっていた。
 車を持っている〇さんが膝の為にウォーキングを始めたいからと私を乗せて、初めてのプールに二人で行ってみた。

 公共のプールなので利用料も安く年金暮らしの婆には都合がいいのだが
今までのプールと比べて水位が高い。

 水には慣れているといっても深いところは肩のあたりまである。
ただ歩くだけでもヨロヨロする^^;

 今までのプールでしていた運動をするには無理がある。
前のプールの水中でのウォーキングは30分ほどの短さだった。

 〇さんは泳げるが私はカナヅチ。
サウナもあるが、単調なヨロヨロ歩きだけで時間まで過ごすのは正直辛い。

自分には合ってないプールかもしれない。
人生ままならない^^;;
もう一度考えてみようと思う。

《パークタウン寺岡の桜》


 帰り足を延ばして桜を見にいった。

 桜は満開だったが、車も満開で中々シャッターが押せない^^。

 ここの桜は花は小ぶりでピンクぽい可憐な感じだ。

 その後二人でゆったりのランチをして帰った。


さくら狂い2014/04/19 20:15


 今朝の新聞に福島・三春の満開の滝桜が載っていた。
樹齢1000年を超える天然記念物のベニシダレザクラ。




 私は二度滝桜を観ているが、今日の この満開の桜を見損ねた。

 娘夫婦からの誘いで、昨日の内に娘の所に行っていたら今日はこの桜のもとに立っていたはずが ボラの予定が入っていて行かれなかった。残念。



 今日、囲碁の帰り、〇さんが近場の桜を見て帰ろうという。いいねえ~♪
 丁度桜祭りで舞台があったり、出店やら野立の席やら人で賑わっていた。



 毎年人出のない時にぶらりと散策した雰囲気とは大分違う。
勝手ながら自分的には静かな方がいいな~

 カタクリが一面咲いていたがばあの腕では写すのが難しい^^;;




  サクラ狂いが年とともに酷くなっているようだ。
 娘に、行けないと言ったら「じゃ、来年ね」と言った。
 
 ウ~ム、どうかなあ~

 離れた地の満開の桜を見るのは意外と難しい。
 

 開花の時期が予想できない。咲いている期間が短い。

 優しげで儚くて、潔い散り方、自分の健康、もう来年は見られないかもしれないと
何処かに思う心があるから老いるにつれて桜に執着するのかもしれない。

ありゃ!2014/04/22 20:39

 《最後のキャッチフレーズ》

 以前のプールが閉鎖されて〇〇整骨院の前を通ることもなくなった。
久しぶりに 通ったら、な、なんと「ネタ切れ」とは!

 お店などの商業関係で「コバンザメ商法」という方法があると聞いたことがある。
 資金など少ない小型の店が大きなスーパーの近くに店を構え、スーパーの顧客のおこぼれ(語弊があるが)を取り込んで商売をする方法だ。

 整骨院の「ネタ切れ」を突き付けられて、改めて思い返すと、変わり映えのしない年寄りの暮らしの中で特別な才覚があるわけでもない婆が「ブログネタ」を探すのはトホホな時がある。

 それを助けてくれたのが整骨院のキャッチフレーズだった。
 約一年ほどの間に9回もUPしている。まさに他人のフ〇〇〇で相撲を取るコバンザメ商法みたいなものだった。

 頼みの綱が無くなって これからドシタラ ヨカンベネ(><)

 〇〇整骨院さん長い間無断借用お許し下さい。ありがとうございました。

さくら・・北上中2014/04/25 17:10




 これは22日に撮った近場の公園の去年と変わらない一枚^^。

 この後すぐ雨があってあっという間に桜は花びらを散らし始めた。

 花の命は短い。

 花びらは散っても何処に隠れていたのだろうと思うほど緑の葉っぱが伸びていて
季節の巡りの律儀さに感心する。

 テレビで青森・弘前公園の桜が見ごろを迎えていると報じていた。

 桜と城と石垣、カメラを持って行ったら誰でも狙いたくなるが
そのひとつ「石垣」工事に入るそうで期間は10年とか。
今年はチャンスですぞ。(激込みか?)
桜は毎年咲くでしょうけどねネ。

 私の花見は近場だけで終わりそうだ。
来週、やぶ用で秋田へ行く予定だが桜は残っているかな~




 「花の命は短くて」の林芙美子の言葉はあまりに有名だが、

 この言葉の出典が分からず研究者の間で謎に包まれていたが5年ほど前に東京で直筆草稿が発見されたそうだ。(知らなかったァ^^;;


《以下は未発表詩の全文》

『 風も吹くなり
 雲も光るなり
 生きてゐる幸福(しあわせ)は
 波間の鷗のごとく
 漂渺とたゞよひ
 生きてゐる幸福は
 あなたも知ってゐる
 私もよく知ってゐる
 花のいのちはみじかくて
 苦しきことのみ多かれど
 風も吹くなり
 雲も光るなり』


 詩の全文を読むことでそれまで持っていた「花の命は短くて」の印象が少し変わった。

 林芙美子の生涯を重ねて、哀しみや暗い印象だったのが、この詩には「・・・・短いからこそ」という前向きな姿勢、希望も光も失っていない芙美の 強さが出ていると思った。


ちょこっとドライブ2014/04/27 21:59


 午後も2時を回った頃〇さんから「里山が微笑んでいるからその辺を廻って見ない?」との電話が入った。

 整理しようと引き出しから出した冬物を慌てて戻して〇さんを待った。

 間もなく〇さんが車で見えて「行ったことのない道」を走ることにした。

 淡い萌黄色がふんわりと重なる中に咲き残っている山桜の優しいピンクがところどころ混じる。
 桜だ、桜だと大騒ぎして10日も経っていないのに、舞台が切り替わるように
里山はすっかり春の佇まいだ。
 

 秋の紅葉とも違う趣のぼんやりかすむような早春の山は好きな情景だ。

 絵心のある〇さんのつぶやきも楽しい。

 道端に「通行止め」の札があったが、民家も見えるし道路も広いので入ることにした。
 山は綺麗だったが300mも行かないうちに行き止まり。

 「あれなに?」行きには気づかなかった農家の見事な松の木。

 車から降りて二人は厚かましくも門をはいって行った。
運よく家の前にご主人がおられて「松を見せてください」とお願いしたら快諾してもらえた。左右に伸びた枝が25mあるそうだ。写真を許してもらったが余りに長くて全部は入らない^^;

 木の大きさから推測しても歴史のあるお家らしかった。
 お正月に門に設える松飾りや正月行事のいろいろ、古い習わしをお話してもらった。奥さんも明るく優しげな人だった。


 
 「彼岸花のころにまた来て下さい」と言葉をいただいた。


帰りは根白石小学校を見て帰った。
珍しい二宮尊徳像

 創立明治6年、校舎は昭和5年



「なんだか得したような半日だったね~」
「いいドライブだったね、あのご夫婦のお人柄のお陰かもね」