しつけ2010/11/18 18:46

《遊歩道のねこ》

 サークルの遊びの後はAさんBさんとおしゃべりをしながらランチを摂るのがいつものコースだ。

 Aさんは身に降りかかる困難をしっかりと受け止め、笑顔でやり通した強い人だ。
 小さいころからAさんは母上に「何でも一生懸命やりなさい。努力して出来ないことはない」と教えられたそうだ。

 Bさんは家事をきちんとこなす花マル主婦だ。
そのBさんは母上に「朝ご飯の前に何か仕事を見つけなさい」と言われて 掃除とか家の手伝いをしてからご飯を戴いていたそうだ。

 母は私が長じてから「あなた達子供にはすまないことをした。どんな子に育てたいとの考えがなかった」と言ったことがあった。

 私は両親に叱られた記憶がほとんどない。
子供が7人もいたからいちいち関わっている余裕もなかったのかもしれない。

 ひとつだけ、しつけらしいと思い浮かぶのは「あいさつ」
外で村の人に会ったら機嫌よく挨拶をしなさいと言われた。
 家に来る人にも 学校から帰ると「○○さんがおいでだから挨拶なさい」といわれてガタピシの客間の障子を開けて客に手をついてお辞儀をした。
 恥ずかしさの半面一人前に扱われている嬉しさもあった。

 ゆるい親のもとで育ちゆるいまま自分も親になった。
私もビジョンのない、ただ健康を願うだけの子育てをしてしまった。

 娘に「あなたの常識を信じて恥をかく」と言われる^^;;
「賢い子は馬鹿な親を反面教師とするのよ」と言うと、
「生まれた時からズーと見せられているから正面か、反面かわかんない」とのたまう。

アハハ・・・マイッタね。

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