霜月 ― 2010/11/01 21:01
《近所の街路樹》
さわやかな秋晴れをあまり見ないうちに霜月に入った。
今日も細かな雨が朝から降り続いていた。
懸念していた紅葉は気温の低下とともに進んだようで街路樹も色づいて 自然の底力を思う。
焼けるような夏の太陽を連日浴びながらよく頑張ったものだ。
自然は異常気象の中でも季節になると律儀に綺麗な花を咲かせる。
「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず」
確かに人は年々衰え、あるいは去り 花のように毎年同じくはいられないけれど・・・
あの暑い夏を無事に過ごせただけでも花マルだ^^;
さわやかな秋晴れをあまり見ないうちに霜月に入った。
今日も細かな雨が朝から降り続いていた。
懸念していた紅葉は気温の低下とともに進んだようで街路樹も色づいて 自然の底力を思う。
焼けるような夏の太陽を連日浴びながらよく頑張ったものだ。
自然は異常気象の中でも季節になると律儀に綺麗な花を咲かせる。
「年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず」
確かに人は年々衰え、あるいは去り 花のように毎年同じくはいられないけれど・・・
あの暑い夏を無事に過ごせただけでも花マルだ^^;
地下鉄の駅で ― 2010/11/03 19:00
地下鉄の駅で同じバスから降りた中年男性に「エレベーターまでお願いできませんか」と声をかけられた。
その人は白いつえを持っていた。
「はい、私も乗りますから」
エレベーターが着いたので「改札口までご一緒しましょうか」と伺ったら
「点字ブロックのあるところにお願いします。」とのこと。
男性はいつも一人で出かけている区役所に行くところだった。
「ごめんなさい。初めてなのでどのようにお手伝いしたら?」と尋ねた。
「肩を貸してください」
一緒に歩く短い間に私は厚かましくもサポートの仕方をいろいろと教えてもらった。
若いころ、点訳をしていた時期もあったし、盲学校に遊びに出かけたこともあった。
最近も目の不自由な人と接する機会が時々ある。
なのに白い杖の人と一緒に歩くのは初めてであった。
ホームの定位置まで案内して「お気をつけて。いろいろ教えていただいてありがとうございました」とお礼を言ったら男性も「ありがとうございました」と言った。
外国ではおやッと思った時は「may I help you ?」と気軽に声をかけると聞くが なかなかそうはいかない。
的確なサポートのために 知識を持っているのもむだではないと検索してみた。
《白い杖の人へのサポート》
http://www.bekkoame.ne.jp/~yoc/hakujyo.htm
おんこの実 ― 2010/11/05 18:48
買い物帰りの公園でおんこの実がいっぱい生っていた。
こんなにたくさんの実を付けているのを見るのは初めてだ。
お孫さんを連れた女性が通りかかって「ずいぶんついていますね。昔食べたものだけど」と一つ口に含んだ。
「種が大きいのよね~」「甘いけど 今の子は食べないでしょう」と言い、孫君も関心がなさそうにしている。
おんこはいちいとも呼ばれるがこの実を見ると父を思い出す。おんこと父にまつわる思い出が特別あるというのではない。
麦わら帽子をかぶって黙々と草むしりをしている父の姿が浮かぶ。
不器用で自分をアピールすることの下手だったあの頃の父は何を考えていたのだろうか。
生家のおんこは池の近くにあって円く刈られていた。
私たちはかくれんぼで遊び 時々ルビーのような赤い実を見つけてはつまんだ。
今は父も、家も、おんこの木も年月の中でなくなり、思い出の中にあるだけになった。
ちょっとそこまで紅葉狩り ― 2010/11/09 18:12
予報に反して良いお天気だったので午後からカメラを持って隣の団地へ行った。
前、しばしば図書館通いをしていた夫に「パークタウンのメタセコイアが色づいているから撮ってきたら」と勧められたことがあった。
丁度こんな時期だった。
暦の上では立冬も過ぎているが周りは秋がいっぱいである。
風や雨の来る前に行ってみよう。
メタセコイヤは炎のように天にのぼっていた。
かすかな風に木々の葉は舞い落ち 時折起きるつむじ風に一斉に駆けっこを始める。
柔らかな落ち葉の上を戯れに歩いたまでは良かったが 足を運ぶたびに「カサカサ」と澄んだ音がするのを確かめているうちに涙が出そうになったのは不覚であった^^;
いっぱい撮ったら中には良いのもなどと 邪心もあるから無心とは言えないけれど久しぶりに楽しく徘徊してきた^^。
《オレンジスタジオ》
http://orangestudio.homeip.net/gallery/public/user/user/list.php?userid=31409&page=1
前、しばしば図書館通いをしていた夫に「パークタウンのメタセコイアが色づいているから撮ってきたら」と勧められたことがあった。
丁度こんな時期だった。
暦の上では立冬も過ぎているが周りは秋がいっぱいである。
風や雨の来る前に行ってみよう。
メタセコイヤは炎のように天にのぼっていた。
かすかな風に木々の葉は舞い落ち 時折起きるつむじ風に一斉に駆けっこを始める。
柔らかな落ち葉の上を戯れに歩いたまでは良かったが 足を運ぶたびに「カサカサ」と澄んだ音がするのを確かめているうちに涙が出そうになったのは不覚であった^^;
いっぱい撮ったら中には良いのもなどと 邪心もあるから無心とは言えないけれど久しぶりに楽しく徘徊してきた^^。
《オレンジスタジオ》
http://orangestudio.homeip.net/gallery/public/user/user/list.php?userid=31409&page=1
平坦な日々のブログ ― 2010/11/10 17:17
老いの暮らしは平坦で ブログの更新もなかなかままならない。
何か記事になることはなかったかな~と思って過ごす。
なのに記憶障害だからやっと見つけたネタを忘れて悔しい思いをすることもある^^;;
今日は6週間ぶりの内科検診、ちょんちょんと聴診器を当てられて3分の診察は完了、薬の処方箋を貰う。
「インフルエンザはどうされますか」ときかれて予防接種をしてきた。
免疫が付くまで二週間、持続効果は5カ月だそうだ。
4月までの安心料が1000円だった。(65歳以上の市住民)
注射はチクッと痛かった^^。
道端にユッカを見つけた。
わォ!いいブログネタだ^^。ケータイで撮った。
今の時期こんなに見事に咲いて、猛暑の影響で狂い咲き?
意気込んで検索したらユッカは春と秋に二度咲くんだって、知らなかった~~
こう言うのガセネタっていうの? ^^;;
何か記事になることはなかったかな~と思って過ごす。
なのに記憶障害だからやっと見つけたネタを忘れて悔しい思いをすることもある^^;;
今日は6週間ぶりの内科検診、ちょんちょんと聴診器を当てられて3分の診察は完了、薬の処方箋を貰う。
「インフルエンザはどうされますか」ときかれて予防接種をしてきた。
免疫が付くまで二週間、持続効果は5カ月だそうだ。
4月までの安心料が1000円だった。(65歳以上の市住民)
注射はチクッと痛かった^^。
道端にユッカを見つけた。
わォ!いいブログネタだ^^。ケータイで撮った。
今の時期こんなに見事に咲いて、猛暑の影響で狂い咲き?
意気込んで検索したらユッカは春と秋に二度咲くんだって、知らなかった~~
こう言うのガセネタっていうの? ^^;;
激安ランチ ― 2010/11/11 20:03
今日ボラの仲間に誘われて行ったパンのランチは
パンが二個とドリンクのセットで380円でした。
私はピザと豆パンとホットコーヒーを選びました。
おしゃべりも楽しかったし良いランチタイムでした^^。
秋保二口渓谷 ― 2010/11/14 18:22
昨日は秋保の二口へ行った。
三年前の11月13日に出かけている。
その折 ばんじ岩を見ていなかった。
目的はその異観を見ることと 膝の不具合の確かめ^^。
同じ11月13日なのに三年前の鮮やかな紅葉はなく「遅かりし紅葉」。
紅葉盛りの頃はさぞやと思うばんじ岩が、控え目に聳えていた。
三年前の11月13日に出かけている。
その折 ばんじ岩を見ていなかった。
目的はその異観を見ることと 膝の不具合の確かめ^^。
同じ11月13日なのに三年前の鮮やかな紅葉はなく「遅かりし紅葉」。
紅葉盛りの頃はさぞやと思うばんじ岩が、控え目に聳えていた。
整備された平坦な道を往復8キロほど、渓流沿いをゆっくりと3時間もかけて歩いてきた。
帰宅後、念のために湿布薬を貼ったが膝はともかく体力はまだ大丈夫^^。
くすんだ色合いの晩秋もまた善きかな。
《オレンジスタジオ》
http://orangestudio.homeip.net/gallery/user.php?userid=31409
《二口渓谷資料》
http://www.city.sendai.jp/kensetsu/ryokka/midori100/guide/079/079.html
逢魔時 ― 2010/11/15 21:08
元気で活躍と思っていた友人から骨折で入院中とのメールが来たのには驚かされた。
お勝手口から降りるときに転び腕を折ったと言う。
「逢魔時だったから」と言われて「はぁ?」となった。
「逢魔時」(おうまがどき)が黄昏時のことだと私は知らなかった。
友人は昔 母上から逢魔時は魑魅魍魎の動き出すときで禍が起き易いから特に気を付けないといけないと聞かされていたと言う。
現代でも夕方視界のはっきりしないところでは車の事故などが起き易い。
昔は人さらいもあっただろうし、何やら怪しげな夕暮れ時を「逢魔時」と呼び特に身を慎んでいたのだろう。
「eさんも気を付けてね」
気をつけよう!!年寄の転倒は簡単には済まないもの。
お勝手口から降りるときに転び腕を折ったと言う。
「逢魔時だったから」と言われて「はぁ?」となった。
「逢魔時」(おうまがどき)が黄昏時のことだと私は知らなかった。
友人は昔 母上から逢魔時は魑魅魍魎の動き出すときで禍が起き易いから特に気を付けないといけないと聞かされていたと言う。
現代でも夕方視界のはっきりしないところでは車の事故などが起き易い。
昔は人さらいもあっただろうし、何やら怪しげな夕暮れ時を「逢魔時」と呼び特に身を慎んでいたのだろう。
「eさんも気を付けてね」
気をつけよう!!年寄の転倒は簡単には済まないもの。
しつけ ― 2010/11/18 18:46
《遊歩道のねこ》
サークルの遊びの後はAさんBさんとおしゃべりをしながらランチを摂るのがいつものコースだ。
Aさんは身に降りかかる困難をしっかりと受け止め、笑顔でやり通した強い人だ。
小さいころからAさんは母上に「何でも一生懸命やりなさい。努力して出来ないことはない」と教えられたそうだ。
Bさんは家事をきちんとこなす花マル主婦だ。
そのBさんは母上に「朝ご飯の前に何か仕事を見つけなさい」と言われて 掃除とか家の手伝いをしてからご飯を戴いていたそうだ。
母は私が長じてから「あなた達子供にはすまないことをした。どんな子に育てたいとの考えがなかった」と言ったことがあった。
私は両親に叱られた記憶がほとんどない。
子供が7人もいたからいちいち関わっている余裕もなかったのかもしれない。
ひとつだけ、しつけらしいと思い浮かぶのは「あいさつ」
外で村の人に会ったら機嫌よく挨拶をしなさいと言われた。
家に来る人にも 学校から帰ると「○○さんがおいでだから挨拶なさい」といわれてガタピシの客間の障子を開けて客に手をついてお辞儀をした。
恥ずかしさの半面一人前に扱われている嬉しさもあった。
ゆるい親のもとで育ちゆるいまま自分も親になった。
私もビジョンのない、ただ健康を願うだけの子育てをしてしまった。
娘に「あなたの常識を信じて恥をかく」と言われる^^;;
「賢い子は馬鹿な親を反面教師とするのよ」と言うと、
「生まれた時からズーと見せられているから正面か、反面かわかんない」とのたまう。
アハハ・・・マイッタね。
サークルの遊びの後はAさんBさんとおしゃべりをしながらランチを摂るのがいつものコースだ。
Aさんは身に降りかかる困難をしっかりと受け止め、笑顔でやり通した強い人だ。
小さいころからAさんは母上に「何でも一生懸命やりなさい。努力して出来ないことはない」と教えられたそうだ。
Bさんは家事をきちんとこなす花マル主婦だ。
そのBさんは母上に「朝ご飯の前に何か仕事を見つけなさい」と言われて 掃除とか家の手伝いをしてからご飯を戴いていたそうだ。
母は私が長じてから「あなた達子供にはすまないことをした。どんな子に育てたいとの考えがなかった」と言ったことがあった。
私は両親に叱られた記憶がほとんどない。
子供が7人もいたからいちいち関わっている余裕もなかったのかもしれない。
ひとつだけ、しつけらしいと思い浮かぶのは「あいさつ」
外で村の人に会ったら機嫌よく挨拶をしなさいと言われた。
家に来る人にも 学校から帰ると「○○さんがおいでだから挨拶なさい」といわれてガタピシの客間の障子を開けて客に手をついてお辞儀をした。
恥ずかしさの半面一人前に扱われている嬉しさもあった。
ゆるい親のもとで育ちゆるいまま自分も親になった。
私もビジョンのない、ただ健康を願うだけの子育てをしてしまった。
娘に「あなたの常識を信じて恥をかく」と言われる^^;;
「賢い子は馬鹿な親を反面教師とするのよ」と言うと、
「生まれた時からズーと見せられているから正面か、反面かわかんない」とのたまう。
アハハ・・・マイッタね。
転ばぬ先の杖 ― 2010/11/22 20:58
プールに通い始めて一年が過ぎた。早いものだ。
紅葉狩りで3時間も歩けたのは水中ウォーキングの効果なのだろう。
腰痛、膝痛は二足歩行の人間の宿命と聞かされていたし、母も姉も膝痛があったが自分とは関係のないことと思っていた。
膝のことに限らず、つらい経験を話してくれ「気をつけて」と「杖」を差し出してくれるのに、他人ごととして聞き流し、自分が穴にドボンと落っこちてから、ああ、あの時あの人の言ったのはこのことだったのかとようやく気付くおバカだ。
転ばぬ先の杖を活かせない。
年を取ってから失ったものは若い人のようには取り戻せない。
転ばぬ先の用心がより大事になる。
一年前は、痛くて動けず「これからどうなるのかな~」と暗澹たる気持ちで一人家に閉じこもっていた。
今はゆっくりを心掛けていると日常に不自由はない。ありがたいと思う。
紅葉狩りで3時間も歩けたのは水中ウォーキングの効果なのだろう。
腰痛、膝痛は二足歩行の人間の宿命と聞かされていたし、母も姉も膝痛があったが自分とは関係のないことと思っていた。
膝のことに限らず、つらい経験を話してくれ「気をつけて」と「杖」を差し出してくれるのに、他人ごととして聞き流し、自分が穴にドボンと落っこちてから、ああ、あの時あの人の言ったのはこのことだったのかとようやく気付くおバカだ。
転ばぬ先の杖を活かせない。
年を取ってから失ったものは若い人のようには取り戻せない。
転ばぬ先の用心がより大事になる。
一年前は、痛くて動けず「これからどうなるのかな~」と暗澹たる気持ちで一人家に閉じこもっていた。
今はゆっくりを心掛けていると日常に不自由はない。ありがたいと思う。
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