発想の転換 ― 2005/12/12 10:18
eばあ
「ほかの事はすぐ忘れてもチラシの目玉商品は覚えていたのね。
いつ、何処のお店で何が何円安いか、それなのに・・・
この頃物忘れが酷くって・・・それさえ、怪しくなってきたのよ」
Aさん
「ふ~ん。それってお金持ちになって1円、2円に拘らなくなったってことでしょ」
「ほかの事はすぐ忘れてもチラシの目玉商品は覚えていたのね。
いつ、何処のお店で何が何円安いか、それなのに・・・
この頃物忘れが酷くって・・・それさえ、怪しくなってきたのよ」
Aさん
「ふ~ん。それってお金持ちになって1円、2円に拘らなくなったってことでしょ」
無用心 ― 2005/12/14 13:58
そろそろ夕闇の迫る4時過ぎ、女の子を二人連れた40代の女性がすぐ前を歩いていた。
「あ、お隣のマーちゃんだわ」女性が言った。
見ると、道の反対側の歩道を一年生くらいの男の子が歩いていた。
女性は突然大声で声を掛けた。
「マーちゃん、かぎ持ってるでしょ?お家には入れるんでしょ?お家でお母さん待ってなさいよ~~」
男の子は頷いた。
何かと幼い子に関る痛ましい事件の続くこの頃、
誰が聞いているかわからない往来での
この大声は無用心すぎないか。
マーちゃんはかぎっ子なんだと私でも思ったもの。
この地域は平和で事件とは無縁の住宅地なんだけどね。
「あ、お隣のマーちゃんだわ」女性が言った。
見ると、道の反対側の歩道を一年生くらいの男の子が歩いていた。
女性は突然大声で声を掛けた。
「マーちゃん、かぎ持ってるでしょ?お家には入れるんでしょ?お家でお母さん待ってなさいよ~~」
男の子は頷いた。
何かと幼い子に関る痛ましい事件の続くこの頃、
誰が聞いているかわからない往来での
この大声は無用心すぎないか。
マーちゃんはかぎっ子なんだと私でも思ったもの。
この地域は平和で事件とは無縁の住宅地なんだけどね。
おしゃべりは疲れるもの。 ― 2005/12/17 16:17
入院中の姉を見舞うのに3時間余りの高速バスを時々利用する。
姉と二人だったり、妹も加わって3人だったりする。
予約窓口で「席は離してください」というと怪訝な顔をされる。
どうしてバラバラに座ると思う?
隣同士だと、話が次々と繋がって退屈しないんだけど、
女きょうだいのしゃべりは度がすぎて、つかれるし、周りへの迷惑にもなりかねないからです^^;;;
姉と二人だったり、妹も加わって3人だったりする。
予約窓口で「席は離してください」というと怪訝な顔をされる。
どうしてバラバラに座ると思う?
隣同士だと、話が次々と繋がって退屈しないんだけど、
女きょうだいのしゃべりは度がすぎて、つかれるし、周りへの迷惑にもなりかねないからです^^;;;
初孫 ― 2005/12/18 16:19
Hさんが、お家の前にいた。
初孫が出来たという。
いつもお洒落なHさんが、お化粧もせず、髪もボサボサだ。
生後一ヶ月のお孫さんに振り回され、お化粧どころではない。
手を抜きたいと思っても可愛くて、可愛くて つい、夢中になって世話をするのだそうだ。
なりふり構わぬHさんに娘さんが言ったそうだ。
「おかあさん、貴方が赤ちゃん生んだんではないのだから、
身だしなみをきちんとしてよ!」
初孫が出来たという。
いつもお洒落なHさんが、お化粧もせず、髪もボサボサだ。
生後一ヶ月のお孫さんに振り回され、お化粧どころではない。
手を抜きたいと思っても可愛くて、可愛くて つい、夢中になって世話をするのだそうだ。
なりふり構わぬHさんに娘さんが言ったそうだ。
「おかあさん、貴方が赤ちゃん生んだんではないのだから、
身だしなみをきちんとしてよ!」
初めてサンタが来た日 ― 2005/12/21 10:12
初めてサンタさんが私のところに来たのは敗戦から3年目の昭和23年のことです。
冬休みの始まる5年生の二学期最後の日。
O先生が「間もなくクリスマスだから皆さんにプレゼントをあげます」といいました。
辺鄙な田舎でしたから「クリスマス」のこともまだ知らない私たちだったのです。
その頃は 学校で使う用紙も真っ白ではなく「せんかし」とかいう粗悪なもので茶色の紙でした。
先生はその用紙を靴下の形に切り抜いて2枚あわせ、中に飴玉を一個入た物を用意していて、みんなにプレゼントしてくれたのです。
その後、60年様々なクリスマスを過ごしてきましたが
この時期になると、飴玉一個の素敵なクリスマスプレゼントを思い出します。
冬休みの始まる5年生の二学期最後の日。
O先生が「間もなくクリスマスだから皆さんにプレゼントをあげます」といいました。
辺鄙な田舎でしたから「クリスマス」のこともまだ知らない私たちだったのです。
その頃は 学校で使う用紙も真っ白ではなく「せんかし」とかいう粗悪なもので茶色の紙でした。
先生はその用紙を靴下の形に切り抜いて2枚あわせ、中に飴玉を一個入た物を用意していて、みんなにプレゼントしてくれたのです。
その後、60年様々なクリスマスを過ごしてきましたが
この時期になると、飴玉一個の素敵なクリスマスプレゼントを思い出します。
クリスマスイヴ ― 2005/12/24 23:40
風もなく、穏やかなお天気に誘われて夜の街に出る。
第20回目の光のページェント。
今年は30万個多く、100万個の電球だそうだ。
ビルのガラスにうつる光が幻想的だ。
なんじゃこりゃ?
「光のページェント実行委員会」から
お叱りを受けそうな画像です(>_<)
こちらで、お口直しを。
http://www.sendaihikape.jp/pc/pageant.htm
第20回目の光のページェント。
今年は30万個多く、100万個の電球だそうだ。
ビルのガラスにうつる光が幻想的だ。
なんじゃこりゃ?
「光のページェント実行委員会」から
お叱りを受けそうな画像です(>_<)
こちらで、お口直しを。
http://www.sendaihikape.jp/pc/pageant.htm
冬の朝の散歩 ― 2005/12/28 15:11
寒くなって夫の起床が遅くなった。
「朝 白鳥を見に行くから 起きて私がいなくても驚かないでね」
と言ったら「家出とは思うなってことか」と笑う。
そんなやり取りがあって出かけた今朝の散歩である。6時。
家から30分歩くと白鳥のいる沼だ。
昨日、数えたら76羽いた。道路は薄っすらの雪。
人一人いない沼に着いたら、一面氷が張っていて白鳥はねぐらの方にたむろしていて遠くて写真は撮れない。
雪の朝は昼間とは違ったものが見える。
広い駐車場の轍の交叉する曲線、裸樹の伸びやかな枝々、
歩道のブロックのモザイク模様、車道のひび割れまで雪に美しく浮かび上がる。
沼は朝日を浴びて輝き、「キシシッ、キシシッ、」と時折音を立てる。
間もなく、沼の氷が溶け出すのだろう。
もう少しいたいけど、帰ろうか・・・
「朝 白鳥を見に行くから 起きて私がいなくても驚かないでね」
と言ったら「家出とは思うなってことか」と笑う。
そんなやり取りがあって出かけた今朝の散歩である。6時。
家から30分歩くと白鳥のいる沼だ。
昨日、数えたら76羽いた。道路は薄っすらの雪。
人一人いない沼に着いたら、一面氷が張っていて白鳥はねぐらの方にたむろしていて遠くて写真は撮れない。
雪の朝は昼間とは違ったものが見える。
広い駐車場の轍の交叉する曲線、裸樹の伸びやかな枝々、
歩道のブロックのモザイク模様、車道のひび割れまで雪に美しく浮かび上がる。
沼は朝日を浴びて輝き、「キシシッ、キシシッ、」と時折音を立てる。
間もなく、沼の氷が溶け出すのだろう。
もう少しいたいけど、帰ろうか・・・
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