冬の朝の散歩2005/12/28 15:11

 寒くなって夫の起床が遅くなった。
「朝 白鳥を見に行くから 起きて私がいなくても驚かないでね」
と言ったら「家出とは思うなってことか」と笑う。

 そんなやり取りがあって出かけた今朝の散歩である。6時。
家から30分歩くと白鳥のいる沼だ。
昨日、数えたら76羽いた。道路は薄っすらの雪。 

 人一人いない沼に着いたら、一面氷が張っていて白鳥はねぐらの方にたむろしていて遠くて写真は撮れない。

 雪の朝は昼間とは違ったものが見える。
広い駐車場の轍の交叉する曲線、裸樹の伸びやかな枝々、
歩道のブロックのモザイク模様、車道のひび割れまで雪に美しく浮かび上がる。

沼は朝日を浴びて輝き、「キシシッ、キシシッ、」と時折音を立てる。
間もなく、沼の氷が溶け出すのだろう。
もう少しいたいけど、帰ろうか・・・