「ないしょネ」と言ったのに2016/01/10 14:35


 四日に子供たちがそれぞれのうちに帰り
いつもの一人暮らしに戻った。

 日本海側は荒れているというテレビニュースがあったので
秋田で85歳で1人暮らしをしている姉に電話をした。

 いいお正月を過ごせたかと聞いたら最悪の正月だったという。
 暮れの30日に眩暈が起きて病院に行ったら落ち着いたが
 お正月は何もしないで過ごしたということだった。

それから律儀な姉は今は大丈夫になったから
仙台の○さんや△さん(姉や妹)には心配かけたくないからこのことは言わないでねと付け加えた。
「うんわかった」と答えた。

 夕方仙台の○姉から電話があって「秋田のねえさんが大変だったそうだ」というので
 私はびっくりして「エッ!なんで知ってるの?」と聞いたら
 ○姉も私のすぐ後にご機嫌伺いの電話を秋田にかけて私に口止めをしたご本人から眩暈の顛末を知らされたということだった。^^
 
 アハハ・・・
 

 私たち残っている兄姉妹も五人 アラエィティとなった。
話の中に決まって「物忘れ」の嘆きが入いるお年頃だ。
 
 このたびのことは笑いごとで済んだが、高齢になると
 「言った」「言わない」「聞いた」「聞かない」など 勘違いできょうだいの関係がギクシャクすることもあるかもしれないなあと思った。