こんな女に誰がした2009/10/08 15:59

 知人の息子さん夫婦が赤ちゃんを連れて遊びに来たときの話。

 赤ちゃんがぐずったら嫁さんがオムツを取り替えようと、寝かせて「アッ」と言った。
 「パパぁ~、おねがい」と息子さんを呼んだ。「ウ〇チ」だった。
 息子さんは可愛いわが子のオムツをかいがいしく取り替えた。

 え~ッ?いいの、それで?
 
 今の若い父親が家事や育児に協力的なのはいいことだと思っている
 自分も子育て時代は布おむつだったが夫にオムツ替えを頼んだ事もあった。
 そんな私でも専業主婦の母親がオシッコは自分でするが「ウ〇チ」はどうもでは なんだか情けない話だと思う。
「こんな女に誰がした」

 私の女子高校時代は敗戦の傷跡も癒えぬ貧しさの中だった。
大学を出たばかりの青年教師が前後はもう忘れてしまったが
 「『こんな女に誰がした』なんて唄があるが女はそんなだからいけない」と授業中に突然言い出して うら若き乙女達を唖然とさせたことがあった。
 民主主義もまだ未熟な世の中で、つまり先生は私たちの自立を促したのだろう。
 こちらの「こんな女に誰がした」は貧しさの中から這い上がろうともがいて発した女性自身の言葉。

 時代が進んで女性の地位が上がり、強くなる事はいいことだが、それが甘えになり「こんな女に誰がした」と まわりがいいたくなるようなことは 女性自身のためにならないんじゃないかな~

 こんな唄です 『星の流れに』  ↓  古いね~~^^;

http://8.health-life.net/~susa26/ikoi/hosinonagareni.htm

コメント

_ 竹ちゃん ― 2009/10/08 21:34

22年の曲なんですね。
僕が生まれた年ですが、何故か良く唄っていたような気がします。
それも、意味がよく分からずにね。

男厨房に入らず。
は、今は死語になっているのでは。
e-ばあの記事を読んでいると、時々自分は今まで何をして生きてきたんだ。
と振り返る事があります。
前向きにも考え、時には振り返ることも大事なことと思います。

_ eーばあ ― 2009/10/09 13:53

竹さん
ありがとう。
男子厨房に入るべし。
男女が協力し合う事は大いに結構。

前を見て歩いているつもりですが
思い出を語る事が多くなりましたね~^^;;

_ haru3 ― 2009/10/09 14:19

e-ばあちゃん さま
 はじめまして。タイトル名・スクリーンネームに惹かれてアクセスしました。
大先輩のご努力のおかげで、私達の世代は広くて平らな道を歩けるのだと思っています。
「強い女」の件、とても耳が痛いです。強くなっても周りへの感謝の気持ちを忘れずにいたら、少しは柔らかくなると思うのですが(やや苦しい言い訳)
これまでのご経験・知識をどんどんアサブロでご披露ください。また遊びに伺います。
今日の私は、素敵なブログを見つけて収穫あり。

_ eーばあ ― 2009/10/09 19:54

haru3様
ようこそ、いらっしゃいませ♪

皆さんのコメントに励まされて
暇に任せて詮無い老いの繰言を綴っています。
又おいでいただくと嬉しいです。

_ 空 ― 2009/10/11 08:31

e様  台風はいかがでしたか!?
お住まいの方向に直撃のようでしたので
心配しておりました。

教師のことばというものは本人が意識していないところで
生徒の記憶に残っているものですね。
「授業の内容なんてちっとも残っていない。どんな人、どんな生き様の人だったかが残っているでしょう」
とある講演できいたことがあってなるほど・・・・とおもいました。
熱い心をもった教師   その視点での感想です。

_ eーばあ ― 2009/10/11 21:04

空さん
お心遣いありがとうございます。
台風はこのあたりは何事もなく過ぎてくれました。

>「授業の内容なんてちっとも残っていない・・・・
振りかえってみれば本当にそうですね。
10歳と年の離れていない先生に生徒一同は
それぞれひそかな憧れを持っていたようです^^。
尊敬できる教師にめぐり会えるのは幸せなことです。

空さんもご多忙のようですが
お体を大事にお励みください。
誠実さや心の豊かさを持った先生に出会った空さんの
生徒さんはしあわせだなあと思います。

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