Eさん2008/09/01 18:57

 *毛氈に並んで桜吹雪かな
 *水草の揺るるにまかす金魚の尾
 *虚子の忌の句碑に向かいぬ花の寺

 新聞に載ったEさんの句である。

 60歳になったら何かを始めたいとEさんは言っていた。
長く病気と戦っていたEさんは60歳になって体にも自信がつき
捜していたものも見つけた。それが俳句だった。

 句作を初めて間もなく新聞で投句が選ばれるようになった。
全くの独学で本を読みながら季語や言葉を深く丁寧に考えている時間が楽しいらしい。

 未だに生き甲斐となるほどのものを見つけられなかい私にはうらやましいことだ。

 *ででむしの夢は翼よ我もまた

 これは最近の句、
 いえ、いえ、Eさんは輝く翼を持っている。
 遠慮は程ほどに^^いつまでも歌い続けて、大きく飛んでもらいたい。

コメント

_ 竹ちゃん ― 2008/09/02 21:12

生きがいってなんでしょうね?
長く闘病生活をされた方は、生きることがどれだけ大変かはかり知れません。
僕なんか生活のためにまだまだ働かねばなりません。
趣味は多いのですが、まだ生きがいにはまだ到達していませんね。
僕も見つかるのでしようか?

_ eーばあ ― 2008/09/03 21:45

張り合いみたいなものでしょうから
感じ方によって人それぞれに形は違うでしょうね。
これだと思うものをつかめた人は幸せだと思います。
お仕事、スポーツ、写真と竹さんは充実していいですね^^。

_ バス ― 2008/09/06 13:06

俳句は難しいですね・・・季語を憶えられません。
虚子により頑なに575の決りを貫かれたのでしょう。

>*ででむしの夢は翼よ我もまた
恥ずかしい話ですが、出出虫(ででむし)呼び名を始めて知りました。

家族の笑顔が張り合いでしたが子供たちも手を離れ・・・
定年退職して只生きているだけでは(××;)うーん

老後の生き甲斐を見つけないと蝉の抜け殻になりそうです。
鞍馬天狗の嵐勘寿郎が晩年云っていた「夫婦は趣味が一緒でなくては」の
言葉の重みをつくづく感じます。

楽しく悔いなく怠けずに過ごしたいものです(*^v^*)

_ eーばあ ― 2008/09/06 22:47

バスさん
こんばんは

>鞍馬天狗の嵐勘寿郎が晩年云っていた「夫婦は趣味が一緒でなくては

仲のいい夫婦は趣味も自然一緒になるのでしょうね。

この前、「白洲次郎展」を見たとき
(白洲次郎は日本一カッコいい男といわている)
夫婦が仲良くするための箇条書きの中に
「夫婦は別々に行動し、協力する」とあったので
意外な気がして記憶に残っています。
奥様の正子は自立したすばらしい女性でした。
妻を従属する者としてでなく、尊重する姿勢は
さすが日本一カッコイイ男と思いました。

因みに私どもは二人で囲碁をしています。
仲良し図のように見えても夫婦は我侭が出やすいので
時として、強いストレスの元になります。
一緒にするには勝負事は避けたほうがよいかも^^;;;です。

_ バス ― 2008/09/07 08:45

偶然ですね・・・「昭和の鞍馬天狗」といわれた白洲次郎!
相手の生き方人格をを尊重できる生活と心の豊かさでしょうか、
>奥様の正子は自立したすばらしい女性でした。
白洲次郎は正子にビンタを食らってから従属しなかったのでしょう。
薩摩の女子は・・・篤姫を見ての通りでしょうか(*^v^*)

>一緒にするには勝負事は避けたほうがよいかも^^;;;です。
( ̄∀ ̄)ノ はい・・・勝負事は。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
我が家も子供が幼い頃は徹夜で花札をして小遣いを前借したものでした。

_ eーばあ ― 2008/09/07 11:14

バスさん
篤姫に続く正子も薩摩のお姫さま。
一本道の強い女性だったようですね。

バスさん所では花札でしたか。
我が家はマージャンでした。
幼稚園だった子供が看板の中に「東北」を見つけて
「あ、トンとペイだ!」と叫んだハナシが残っています^^;;;

花札といえばネット上で遊ぶ方法を考えて
くれた人がおりました。
飲み込みガ悪くてものになりませんでした(>_<)
わるかったな~と当時を懐かしく思ったりします。

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