Eさん2008/09/01 18:57

 *毛氈に並んで桜吹雪かな
 *水草の揺るるにまかす金魚の尾
 *虚子の忌の句碑に向かいぬ花の寺

 新聞に載ったEさんの句である。

 60歳になったら何かを始めたいとEさんは言っていた。
長く病気と戦っていたEさんは60歳になって体にも自信がつき
捜していたものも見つけた。それが俳句だった。

 句作を初めて間もなく新聞で投句が選ばれるようになった。
全くの独学で本を読みながら季語や言葉を深く丁寧に考えている時間が楽しいらしい。

 未だに生き甲斐となるほどのものを見つけられなかい私にはうらやましいことだ。

 *ででむしの夢は翼よ我もまた

 これは最近の句、
 いえ、いえ、Eさんは輝く翼を持っている。
 遠慮は程ほどに^^いつまでも歌い続けて、大きく飛んでもらいたい。

ちょっとご機嫌2008/09/07 11:16

《Mさんからのはがき》

 毎日ジメッと鬱陶しい日が多い仙台。
橋巡りの散歩も中断中。

 張り合いがないな~と湿り勝ちの心をかこっていたらMさんから手書きの絵葉書が届いた。
 Mさんとは長い付き合いだがこのところご無沙汰で友情の黄信号が点滅中だった。
 赤いほうずきにほっとする。

 昨日は高校時代の仲良しが秋田への帰り仙台駅で会いましょうと言ってくれて二時間ほどのお喋りを楽しんだ。

 来週は以前の囲碁仲間からのメールで4人のランチが決まった。

 どうしても狭くなりがちな老いの生活の中で張りを与えてくれる人との繋がりを大事にしなければと思った。

歌の力2008/09/08 16:03

 
 朝のドラマ「瞳」に“ダンスの力”という言葉が出てくるが「音楽の力」もあるらしい。

 土曜日に会った高校時代の友人は首都圏に住んでいるが「傾聴ボランティア」というのをやっているそうだ。
 老人施設などでお年寄りの話し相手になる活動を週三回続けている。

 彼女はそのとき、一冊の本を持っていく。なつかしの歌本。

 施設では心を閉じて会話の出来ない人もいる。
そんな時、「この歌知ってる」と語りかけて静かに歌うのだそうだ。

 「♪遭いたさ 見たさに怖さを忘れ・・・♪」

硬い表情はなかなかやわながなくても 
「この歌は?」と続けていると自然と手や体が動いて表情も生きてくるという。

 認知症と言われている人が三番まで歌ったときは感激だったそうだ。
コミュニケーションの取れにくくなってるお年寄りにいいよ。
といわれて 音楽にはそんな力もあるんだと納得した話だった。

生きがいって2008/09/11 19:48

 春以来会えなかった友と昨日お昼をいっしょにした。
私は長く野暮用を抱え、春はオタオタと過ごし、夏もウロウロしているうちに 歌の文句じゃないが今はもう秋だ。

 友も忙しいと言っていた。
七人姉妹の末っ子の彼女は高齢家族になった姉たちを「巡回サービス」^^していると話していた。

 ところが、昨日はえェ~ッ!の嬉しい話が聞けた。
四月から通信教育を始めて夏は京都の大学でのスクーリングだったそうだ。
 前まえから学び直したいと思っていたことを決断したのだという。
わァ~ いいな~~ パチパチ。

 ここのところ頭の隅に「生き甲斐」の言葉が残っていたが少し解けた気がした。
 与えられるものではなく、自分がやりたいと思ったことを継続し、精進する、努力や苦労が喜びに変わるもの・・・ではないかと。

 う~む、私の場合 もう 気力不足で踏み出せないなァ~^^;;

 幸い、いい友達に恵まれている。
 あの友、この友の活躍ぶりを聞いているだけでも嬉しく元気が沸いてくる。

あたりはずれ?2008/09/13 21:32

 果物くらいだったら美味しくなくても「当たりはずれがあるから 」と諦めもつくが、店員によってサービスが違ってしまうことを体験した。

 ケータイを持ち始めたときのことはこのブログにも書いたが3年ほど前、「親指族」になりきれなくて利用度はすこぶる低い。
 それなのに不具合が出た。
充電が出来なくなった。サービスショップに新しいホルダを買いに行ったら、ホルダにお金をかけるよりも 機種変更で新しいものに変えたほうがいいとすすめられた。
 
 お金のことは兎も角、「新しいケータイ」に引っかかる。三年も持っていてまだ馴れない年寄りが新たに違うケータイを使えるのか。

 う~む、考えて見ます。
充電は今は直接ケータイに差し込んでやっていますから。

 一昨日夫のケータイのことで別のショップに。
ふと思いついてホルダのことを話したら調べてみますとPCに向かっていたが「期間内ですから無償で交換できますよ」といわれた。

 写真は本日わが手に入った新しいホルダだ。メデタシ、メデタシ^^。
だが、お店にとってはどちらがいい店員なんだろう。

定禅寺ストリートジャズフェスティバル2008/09/15 08:17

 昨日は仙台ジャズフェスを覗いてきた。

 1991年に参加バンド25グループ、参加者数150人、観客数5千人以上で始まったイベントも 18回目の今年は参加バンド714、観客数75万人と大きく育った。
 国内、外国からもプロ、アマが参加し、ジャンルもジャズに留まらず広がりを見せている。

 一時間ほどして生憎 雨が降り出したので早々に帰ってしまった。(雨はその後晴れた)

 定禅寺通りは今欅の深い緑に覆われている。その所々にステージがあり、 力強い、音楽が流れていた。

 人が多い。仙台七夕の人出より多いと思った。
 演奏に聞き入っている観客を見ると後頭部の薄い人が目立つ^^。
若者のイベントだと勝手に思っていたが中高年のそれも男性が多いのが意外だった。
 ジャズの全盛だった頃青春時代を過ごした人たちかもしれない。
聴いていると自然と心と体が浮き立つ。

 二日に亘って行われるイベントを来年はじっくりと見物したい。

備忘録2008/09/16 19:39

《道端に珍しくまんじゅしゃげ   ケータイで》

 話題に詰まって、びろうな備忘録の話(>_<)

 少し前からトイレに小さな箱が置いてあり、メモ帳とボールペンが入っている。

 箱には
「高輪に来て忘れたることばかり」
「厠にて思い出したることばかり」とある。

 便所に落書きはつきものだが上の575は古川柳から 
 下は夫の落書きである。

 「高輪に来てってどういう意味なの」と聞いた。

 江戸っ子が東海道など旅に出るときは♪お江戸日本橋七ツ発ち♪とあるように早朝4時ごろ出発すると、ここで江戸ともお別れという大木戸のあった高輪のあたりで朝が明ける。
 さあ、本番の旅が始まるという時になって旅支度の忘れ物をあれこれと思い出す。・・・てなことだそうな。

 逃がした魚は大きいと同じく、忘れたアイディアは惜しいもの、そこで置かれた筆記用具らしい。

 あれ?メモが空白のままですが・・・・^^。
只今、詰まらんものも出ない状態です・・・お後がよろしいようで・・・^^;;;

セコハンばあ2008/09/21 16:06

 息子がモニターを持ってきた。漸く液晶になった。といっても三年も使ったお古である。

 PCで遊び始めて8年ほどになるが子供達が新しいマシンを買うたびに譲ってもらいグレードアップ?@@!しているから世の歩みとはかけ離れている。

 皆さんの写真画像、こんなにくっきり綺麗だったのね~~

 新しいものを使う喜びは格別だが古いものを使っているのも結構楽しいものだ。
 捨てられるものを活かしている満足感?いや単に貧乏性だけなんですけどね^^;;;

おッ!恋人?2008/09/23 14:25

 雨の日はを除いて 裏のお宅の物置の屋根に毎日やって来る常連さん。
独りで所在なさそうだったからお友達が出来てよかったね。

はて?さて?何羽かな?2008/09/23 15:13

 今朝5時半。近くの道路に茂る街路樹を住処としているのか、雀の朝の大集会。