もののはずみで2016/05/10 21:34

 若い頃本好きな友に感化されて本をよく読んだが
年とともに読書量が減ってしまった。

 それでも日曜日の新聞に載る新刊書の「書評欄」は楽しみに見ている。

 お正月明けの頃「新カラマーゾフの兄弟」(亀山郁夫著)の書評が載った。

 ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」は「罪と罰」や「白痴」と一緒に高校の頃読んだ。
 亀山著は舞台を日本に 登場する三兄弟も同じくした設定で父親殺しの謎解きを追う内容で壮大な作品との書評であった。

 面白そうだなあ~

 そうは思ったが 何が何でもというほどではなかった。
なにしろこの頃は感激して読んだ本もその内容がすぐ消えてしまう・・・(>-<)

 二月に図書館に用事で出かけふとその本のことを思い出した。
係に尋ねたら貸し出し中とのことだったがせっかく来たのだからと予約をした。

 予約のことも忘れていた四日前、図書館から本が揃っていると電話が入った。


 「上巻」664ページ「下巻」769ページ@@!!
思ったより分厚く重い。

 19日の返却日まで読み終えられるだろうか。
粗忽者が物の弾みでやったことですっかり日常が狂ってしまった。^^;;;

内容?
どころではない、とにかく19日までに読み終えなければ^^;;;

場面が目まぐるしく変わってヨボ婆は大変だが
幸いなことに読みやすい文体で投げ出さないでいる。

「上」を読み終えて 「下」3/1ほど進んだ。
期日までにどうにかなりそうである。