出会い ― 2016/04/06 21:21
今日は気温も17度と高く青空も見えていいお天気だった。
仙台は開花宣言が出たが 家の周りの桜はまだ開花という状態ではない。
明日は大荒れの予報だから今日のうちに散歩がてら
隣の団地まで歩くことにした。
隣の団地まで歩くことにした。
桜はまだでも カタクリは咲いているだろう。
予想通り雑木林の中にカタクリが一面咲いていた。
と、若い女性たちが五人ほどよく響く声をあげながら
カタクリの中から何かを探しているようだ。
カタクリの中から何かを探しているようだ。
え?何を探しているの?
学生らしい女性たちはそれぞれ手帳を持っていて
年配の女性が一人、生徒(?)さんを引率している感じだった。
他に年配の男性がファイルを持っていた。
男性は公園の環境をサポートしている人のようだった。
「ほら、ここにありますよ」男性が言った。若者たちが歓声を上げた。
(根元の丸いのが花)
思わずそばに寄ってみた^^;;;
男性はなぜか突然の侵入者の私に説明してくれた。
「ウスバサイシン」という山野草を探していたのだ。
「ウスバサイシン」という山野草を探していたのだ。
この山野草はカタクリの中に生える。
そしてかのヒメギフチョウがカタクリの蜜をすいウスバサイシンの
葉っぱの裏に産卵をするのだという。
へぇ~!!
そしてかのヒメギフチョウがカタクリの蜜をすいウスバサイシンの
葉っぱの裏に産卵をするのだという。
へぇ~!!
毎年カタクリの頃に一度は行く公園だが、たおやかで可憐な
花を眺めていただけだった。
花を眺めていただけだった。
ヒメギフチョウの生態を知っていたらカタクリの花の周りを
舞うヒメギフチョウに会えたかもしれないのに。
舞うヒメギフチョウに会えたかもしれないのに。
女性たちに「お邪魔をしてすみませんでした」と言い
男性に 「どうもありがとうございました」と一礼した。
桜はもう少しの感じだったが短いながら良い出会いであった。
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