高齢化2016/03/24 22:02

 
 以前、町内の会合に出た時 老人クラブの代表の方が挨拶の中で「会の高齢化が進み・・・」と老人会へのお誘いをして会場に明るい笑い声が起こったことがあった。

 当時は私も60代で 「老人クラブの高齢化?」の表現が何とも可笑しかった。
 
 その私もいつのまにが80代に手が届くほどになってしまった。
 
 現在、一緒に遊んでいる囲碁のグループがまさに高齢化の一途をたどっているところで大半が70代後半のコウキな老人たちだ。

 80代の男性が入院中、同じ80代の女性が風邪をこじらせて二か月も欠席が続いている。

 そして先週、長い間お世話役を続けて下さっている○氏が突然脱会宣言をされて一同 驚かされた。

 ○氏には三人の娘さんがいて三方とも首都圏で家庭を持っている。
 このたび長女の方から仙台を引き払って東京で暮らしたらどうかとの話があったそうだ。
 奥様と二人東京に移り、 子ども家庭とは別居の暮らしを新しく始めるらしい。

 お子様たちともよく話し合われた結果なのだろうが○氏夫妻の80歳の決断をえらいな~と思う。
 自分のことだけでなく 子供たちの思いも十分に考えてのことだったのではないか。

 それぞれの家庭に老人問題はあるわけで、囲碁の仲間たちも思わずわが身を振り返る○氏の脱会宣言だった。

 「喜ばしいことだけど会としては残念で寂しくなりますね~」が一同の思いだ。