鍵でオロオロ2018/09/11 08:44


 娘夫婦が居を変えたのは春のことだ。
少し我が家に近くなった。
 転居と同時に鍵を渡され留守の間に入ってもいいからと言われていた。
 荷物が片付いたころ家に来ていた娘について行って部屋を見せてもらった。
 「広いね」と言ったら「うちは荷物が多いから・・・」
ということで その時もいつでも入っていいからねと言われた。
 留守の間にご馳走でも作って置いたら仕事の忙しい娘は喜ぶかもしれないがジコチュウ婆はそんな気もなく我が家で過ごしていた。
が、ふと思った。

 一人で行ってあの家に入れるかな。
 急用が出来た時のために一人で鍵を使って試してみようと出かけた。

 娘が書いた説明図を見て一階の入り口のドアは開いた。ホッ!

 守衛室の前を通り、エレベーターへ、上階の数字を押してエレベーターを降りてやれやれ、後は上下の鍵穴を回すだけ。
 所がどっこい、鍵は回るがドアが開かない、何度もやってみたが開かなかった
 生来のメカオンチに加えて認知症が進んでいるらしい。^^;;;;

 空き巣侵入はあきらめてすごすご帰ってきた。

全員集合2018/09/11 08:50

 息子夫婦は贔屓のサッカーチームが仙台でプレーをする時
応援のために来仙しいつもは我が家に宿をとっていたが
今年は娘夫婦の所に泊まることになった。
娘宅が我が家よりスタジアムに近い。

 キックオフが19時で、それまで四人で食事をするからと私にもお呼びが掛った。
囲碁から帰っていると息子が車で迎えに来てくれた。
 
 食事が終わり 息子たちが競技場へ出かけた後 私が帰ろうとしたら
娘が「えッ、泊まるんじゃないの」とビックリしていたがバスで帰宅した。





 翌日四人がケーキを抱えて我が家にやってきた。

 四人でそれぞれ選んだそうで異なるケーキが五個。
華やかな色どりの中 控えめなケーキが一つ。それが私の分だった^^。
  
 「まるでズンダ餅のようね。名前は【ズンダモンブラン】とでも?」と言ったら
「惜しい。【ズンブラン】でした!」(さすがプロ。私の名称では身も蓋もない^^;;;

 お茶の後5人で写真を撮るという。
 そういえば昨夜も写真がと言っていたようだ。
(珍しい。私の遺影写真?と心の中で思っていた。)
「お母さん、真ん中。」と言われて五人カメラに収まった。

 で、写真をどうするのと聞くと
郷の私の兄が体調を崩していると聞いてお見舞いに行きたいが都合がつかないから
われら一同元気ですのメッセージ届けたいのだという。
 
 そうだったのか。兄も喜んでくれるだろう。

 真ん中で写っている私「それなり」の出来栄えだったらモチ「遺影写真」にするよ^^