忘却 ― 2017/01/23 21:02
私の脳内メモリーは1937年型で相当古い。
元々の容量が小さい上に どこか不具合により漏れているようで保存ができない^^;;;;。
同じ37型でも個人差があって、
他人の生年月日や干支等をすらすらというのを聞いたりすると凄いなあと思う。
この頃は、外付けのハードディスクを設置したいほど支障が出てきた。
暮れが迫った12月23日の 三連休に娘夫婦が来た。
「おかあさん、おめでとう」
「は?何がおめでたいの?」
「結婚記念日でしょう」
「あッ~~@@!!」・・・「アハハ・・・」
とりあえず笑ってごまかしたが内心の動揺は相当なものであった。
式は12月もはじめの頃と言われていたが先方の事情により
この日に変更されたのだった。
暮れの迫る日に決めたのが後ろめたかったのか夫はこんなことも話していた。
「今は天皇誕生日は4月29日だが皇太子の誕生日は12月23日だから
忘れない日になる。」と。
当時は年末の忙しさまで考えが及ばなかったが式に出てくださった皆さんはじめ随分と無理をされた方が多かったろうと恥ずかしく 申し訳ないと思う。
結婚記念日を訊かれるのが嫌だった。
年を取って結婚記念日を聞かれることもなくなったが、
記念日を忘却の彼方にすっぽりと置き忘れていたとは不覚であった
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。