スーパーのレジで2015/09/04 20:32

 ボラの仲間の人が無農薬の畠をやっているとかで
活動の後に濡れた新聞紙に包んだ枝つきの大葉を皆にくれた。

 今朝早起きをして採ったということで生き生きと香っていた。

 団地の坂の下まで車に便乗して帰り、濡れた新聞紙の包みを持ったままスーパーで買い物をし レジに並んだ。

 レジの女性はさほど多くもない品をささっと打ち終えて、「あら、濡れていますね」と言ったと同時に私の腕から包みを取ってビニール袋に入れてくれた。
 その手早さとさり気なさが嬉しかった。
ありがとう。

 こんな小さな親切が心にしみるのは年のせいなのだろうか。
 暮らしが単調で平坦だから小さな変化に反応しただけなのだろうか。

 「小さな親切大きなお世話」なんて言葉もあるが ばあは 身に余る大きな親切よりは「小さな親切」の方が嬉しい。