立ち話2010/05/21 21:04

《マルメロの花》

 ごみ出しに行ったら向かいのTさんのご主人が家の前にいた。

 白にピンクのぼかしが入った可愛い花が垣根に咲いているのが気になっていたので聞いてみた。
 マルメロだそうだ。
 花梨と似た実をつけるが表面に産毛が生え、食べごろは其の産毛が無くなるころだという。へえ~

 マルメロと言えば夫が話していた《方言詩集まるめろ》を思い出す。
青森に高木恭造という津軽弁で詩を書く医師がいて自分の詩を朗読する。
津軽弁と詩が相まって味わいが増し 当時の若者たちの胸を揺さぶったらしい。
そんな話をして、夫は「冬の月」を諳んじたことがあった。

 私は隣県のその詩人のことを知らなかった。
 「冬の月」は夫婦喧嘩をして雪の中に飛び出した男の心情を詠んでいる。

http://fweb.midi.co.jp/~munakata/marumero/marumero.html

貼り付けてはみたものの、津軽弁は難しすぎるね^^。


 隣に藤の花が咲いている。
「藤は白の方が香りが強いのですか」
と、聞いたのもあれは(5/18)アカシヤではなく白藤だったかもと思い始めていたから。
 Tさんの言うには白い藤の方が香が強いし、この時期アカシヤはまだ咲いていないでしょうとのことだった。
 そうか、やっぱり間違っていたか^^;;
 

 Tさんの家では植木鉢がいっぱい並んでいる。
以前は山野草など何回か戴いたがいつもダメにしてしまうので
Tさんもわかったようでこの頃は持って行きなさいと言わなくなった^^。

 世の中には敷地内にある植木鉢を黙って持去る人がいるらしい。
へえ~@@!
 ドロボウした花をどんな気分で観賞しているのかしらね~

 「後でマルメロの写真を撮らせてね」「はい、どうぞ」

 話いい人なので気楽におしゃべりをしてしまうが、長すぎたかも^^;;;