これからの道2019/11/05 19:40


  e―ばんちゃんは82歳の道を歩き始めた。
もの忘れが酷くなってかなり険しい道だ。

二日土曜日は○さんの車に乗せてもらって囲碁に行った。

 囲碁が終わってお昼を外で済ませてから我が家でお茶をした。
夕暮れにせかされておしゃべりが尽きて○さんがあたふたと帰っていった。

 さてと。。。

 婆もバックに入れたままの財布と携帯を出しておこうと
いつものところを見たらバックがない?!

 別のところに置いたかな?
 大して広い家ではない が、 どこを見てもない。

 車を降りるとき、助手席に置いたまま降りたかな?

 ○さんに電話をした。
 車にはないという。

 ○さんが携帯を呼び出してみるからと私の携帯に電話をしてくれた。
なんとケイタイが鳴った!!

 ところが、確かに鳴ってはいるのだがくぐもった音でどこで鳴っているのか分からない。
 何度も試してみたが場所が絞れない。
 業を煮やした○さんが私も探しに行くと20分もかかる我が家に来てくれるという。

 ごめんね、、その前にもう一度呼んでみてとお願いした。
ぷるる~ぷるる~
(とうとう耳までいかれたンかい?^^;;;;)

 集中して耳を澄まして、、、
 ついに見つけた!!

 棚の上にヒョイと上げたつもりがふすまとの隙間に落ちていたのだった。

 車で20分の我が家に夕飯の忙しい時に一緒に探しに来てくれるという○さん 優しすぎる。
 これからも○さんに迷惑かけながらよぼよぼ歩くことになるのだろう。