十和田湖2017/06/12 16:14

   十和田湖の観光地が寂しくなったという噂は耳に入っていたが
人の流れは変わることもあるだろうと深く考えもしないでいた。

 十和田湖は青春の思い出の地だ。
 
 気が向くと一人でふらりと十和田湖へ出かけた。
 生家は奥羽本線の沿線沿い と言っても最寄り駅まで5キロもあった。
 
 その駅に夜行列車が停まることが分かり 深夜 田んぼの中の
真っ黒の一本道を歩き 駅へ。 汽車で、青森まで。6時ごろ到着。

 それからバスに乗り八甲田の山越え。蔦温泉、酸ヶ湯温泉を通って
奥入瀬を眺めながら子ノ口へ。
 そこで遊覧船に乗り休屋へ。

  帰りはバスで発荷峠を通って秋田県側に降りる。
 毛馬内(現十和田南)から 又汽車に乗り大館を経て帰宅。

  おお!我ながら凄い。つまり宿も取らない弾丸ツアー

 60年前はお金も時間もなかったが体力はあったのだなあ^^;;

 年配になると出来ることなら若いころに帰りたいというの人が
多いが 不器用だった私は訳の分からない濃い霧の中でもがいていたあの頃に戻りたいとは思わない。

 十和田湖は大げさに言えば私の「聖地」であった。
 奥入瀬の流れも 紅葉も、新緑も湖水の色も 私の目を覚まさせてくれた。
 何度訪れても素晴らしかった。

 今もってふらふら出歩きたがるのはその頃の後遺症?
 人生ままならないもので今は時間はたっぷり、
そこそこの所へ行けるゆとりもあるが 体力がない^^;;;;


 十和田湖の観光客減少は相当深刻な問題で
原因は6年前の東日本大震災の影響が大きいという。

コメント

_ kokoro ― 2017/06/12 20:06

十和田湖が青春の聖地と・・・すごいことです。
地図上の地名ではなく、ご自分の記憶の中の地名は
特別です。
その力、後遺症だなんて言わずに
まだまだお出かけなさったください。
私も夢見る夢子を自負し続けますから。

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