「この世界の片隅に」 ― 2016/11/28 22:04
アニメ映画「この世界の片隅に」を見た。
同名の漫画が大人気で読者からの要望と支持で生まれた映画らしい。
漫画とかアニメには興味がないのだが
娘が「いいらしいよ、見てみたら」というので出かけた。
物語は広島県呉市が舞台 終戦までの二年間の出来事。
絵がほんわかと和む。会話のテンポがゆったりして
婆にも違和感がない。
悲しい出来事もあるのだが普通の暮らしを時には笑いを交えて淡々と描いていた。
何気ない言葉に涙があふれてしまうのが不思議だった。
婆は終戦の日のことを記憶している。
自分の生きた時代とダブって共感も多かったのだろう。
映画は戦争のことを声高に言っていないのだが
主人公すずの悲しみ苦しみは戦争故のものなのだ。
健気だけれど力まない生き方 可愛い主人公だった。
娘のおかげで胸がいっぱいになる映画を見たのだが
「シン・ゴジラ」やら「宝塚」やら と 奨めるのは
思い込みが激しく食わず嫌いの婆の意識改革を狙っているのか、???(笑)
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