おくれまして おめでとう2015/01/04 19:41

元旦朝八時。




明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。



 大みそかの夜はひたひたと雪が降り続いていた。
その雪が紅白が終わった頃ピタリとやんだ。
 

 娘が初詣に行くという。
それでは母も付き合いましょうぞ。





 足跡のない雪道を母娘は神社に向かった。
大きな道路に出たら雪の積もった街路樹が街灯に照らされて続いていた。
 わあ、綺麗!を連発しながら携帯をカシャカシャ押して初詣のことは半分忘れてしまった^^;;





 神社に着いたら長蛇の列、これでは一時間は待つことになろう。
上はダウンで武装していたが足は薄いソックスにゴム長、指先が冷たくそのうち感覚もなくなってきた。凍傷になるかも^^;;

 足踏みをしながらこらえ、無時拝礼を終えた。帰宅してお風呂に入ってから就寝。


 翌朝は青空も見える晴れやかな元旦。
穏やかないいお正月だね~
お雑煮をいただいて息子夫婦は遠くの神社に初詣に出かけた。

 夜はお節を肴に五人で4回目の乾杯^^; 
 ♪お正月は酒が飲める、酒が飲めるぞ~♪

 と、そこまではよかったのだが、どうも調子がよくない。熱がありそうだ。
初詣に出る二日ほど前から咳がたまに出るような気がしていたが寒さの中に長時間いて悪化したのだろう。

 後は一同にお任せしてお布団に入る。二日、三日、部屋に籠城^^;.
皆には心配や迷惑をかけてしまったがここに住んで30年以上になるがあんな満開の桜のような幻想的な雪景色は初めて見た。

昨日帰って行った四人に風邪が移っていないように祈る。



さあ、歩こう!2015/01/06 20:44


 今日正月6日は気温が9度もあり穏やかな日だった。

 ようやく風邪も一段落したようで体が軽く思える。

 体調が崩れると思考も崩れる。
たかだか風邪くらいでナサケナイ。

 今日はボラの月一の定例会だったが欠席した。
 大した活動も出来ないので休まないことだけが自分の出来ることと
ほとんど休まずに続けてきたが、体力的にも限界が来ているのかもしれない。

 何十年も風邪をひかないでバカも筋金入りになったかと思っていたら一昨年は夏風邪で酷い目に会い、今年は正月早々のドジ風邪。
 でもこの度の風邪は黙って寝ていただけで治った。
 元日の夜と二日は8度3分あった。薬も飲まなかったのに、三日には下がった。

 インフルの予防接種をしていたせいかな~
こどもが作ってくれた卵味噌のおかゆのせいかな。

 年の初めの出足が遅れてしまったが、遊びも、ボラも無理せず自分らしい歩き方で一歩一歩と思っている。

2015/01/10 20:23


 一月も三分の一が過ぎてしまった。

 「さあ、歩こう!」などと威勢のいい掛け声はだしたが、正月からの外出は薬をもらいに行った内科と眼科の二回の病院行きだけ。

 今日は今年初めての囲碁の日だったが休んだ。

 風邪が悪くなっているのではないが、寒くもあるし感染のことを思い、家にいた方がいいかなあと消極的な気持ちだった。

 正月から予定をすべてキャンセルして引きこもっていると不思議なことに電話も鳴らない。

 頭も気持ちもおやすみ状態で 平和ではあるがやる気も起きない^^;

 本来が怠け者なので極端なノンストレス状態は問題ありなのかも・・・

 いろいろの問題行動はあるとしても病気で寝込むことは滅多にないので「年」を気にしないで暮らしている方だ。

 が、こうして体調を崩して普段と違う日が続くと「やっぱり年なんだなあ」と思う。

 年が増えるのはお正月でも、誕生日でもなくて、ある日、思い知らされる体力の衰えを意識することで 年をとっていくのかもしれない。

「花燃ゆ」をみながら2015/01/15 19:41

 土曜日にテレビを入れたら「花燃ゆ」の再放送をやっていた。
それが第一回だったので日曜日の夜第二回を見た。

 タイトルをぼんやり見ていたらナレーターが「池田秀一」とあった。
 え?池田秀一ってあの「次郎物語」の可愛い子役?

  ネットで検索したら端正な60代の男性がいた。今も声優として活躍しているようだ。


 下村湖人の「次郎物語」を読んだのは高校に入ってからだと思う。
 

 中学校の頃は「少女小説」というジャンルがあり、吉屋信子などの小説に涙を流していた。
 卒業のサイン帳に数学の若い男教師が《これからは「少女小説」を卒業して文学書を読みましょう。まずはゲーテの「若きウェルテルの悩み」をお勧めします。》と書いてくれた。

 真面目な中学生は言われるまま読んでみたがさっぱりわからなかった^^;;

 

 高校に入って本の環境が整い、意気投合する友とも出会い、勉強そっちのけで本を読んだ。外国文学に夢中になった。
 半分も理解できないのに分かったように錯覚していい気分だった^^;;
 

 どうも、初めのゲーテが私には高尚過ぎたのに気付かず 師の教えに沿って 進む道を違えてしまったようだ^^;;;




 「花燃ゆ」の舞台、萩には7年前のバスツアーで行った。
気の置けない友との楽しい旅だった。

 12月のことで寒く花も葉も真っ白な霜で輪郭をなぞっていた。

 この塾で歴史音痴の私でも知っている幕末志士や明治の著名な政治家が出たのだと感慨深く松下村塾を見学したのだった。



 ひょんなことから思い出は繋がって 日曜の夜は大河ドラマを楽しむことになりそうである^^。

終活2015/01/18 20:13



 COOPから「終活フェア」の案内状が来たので昨日〇さんと出掛けた。

 午前は全体で「遺言、相続手続、相続税について」の講演、午後は「お墓」や「葬祭」などの分科会があり、私たちは「介護保険」を選びそれについての講演を聞いた
。どちらの話も有意義なものであった。
 

 日頃老人施設を訪問して施設での高齢者の暮らしなどは感じることができても、「介護保険」の制度に関しては知識がゼロに近い。

 地域の包括センターの利用の仕方など冊子に基づき時には実例をあげて説明してもらった。

 午前中の相続の講演2時間の中で1月1日から変わった相続税についても具体例を出して詳しく説明された。

 以前の相続税の基礎控除は

5000万円+1000万円×法定相続人の人数

 それ故、特別の資産を持っている人でない限り相続税は免れていたのが

 この度の改正で

 3000万円+600万円×法定相続人の人数

 と、基礎控除が4割も縮小されたため課税される家庭が増えることになる。

(節税の説明もあった)

 

 

 私が勝手に申し込んだことだが〇さんにも喜んでもらった。

 昨日土曜日は大雪の予報で不案内な所へ車で行く不安があったが何と!晴れた!
 〇さんは私以上の晴れ女なのでそのおかげだったのだろう^^。


 終活フェアに参加したことも冥土の旅の一里塚の一つなのかな^^;;;

昨日の日記2015/01/20 19:52


 日暮れて何もしないうちに一日もおわろうとしている。
 
  

 今日は大寒。風が強く、寒い日だった。
 朝、ゴミ出しに行っただけで家から出ていない^^;

 朝「遠くのスーパーに買い物に行ってあれを買ってこれも買って・・・」と予定を立てたはずなのに いつの間にか「何も急ぐことでもない・・・」に変更されていた^^;

 近頃はこんなグータラな日が多くなった気がする。


 昨日はちょっと違った。
 
 

 青空の見える穏やかな天気だった。
 

 布団でも干そうかと思っていたら〇さんから電話が入って泉ケ岳までドライブに行った。
 〇さんは四季の折々 車で30分ほどの泉ケ岳へドライブをする。

 予告なしの誘いなので行けないこともあるが 私の楽しみの一つだ。

 スキー客はいるがゲレンデとは別の道を歩く。

 駐車場に車を置いて登山口までだらだらとおしゃべりをしながら少し歩くだけだが。

 私も自然は好きだが「ああ、いい気持♪」程度の大雑把な感じ方しかできない。 

 〇さんは空も木も雪も空気ももっと細やかに感じているように思える、

 「風が変わったね」などと何気ない〇さんのつぶやきを聞きながら 彼女の目を通して見る自然を味わうひと時が楽しい。

 山の天気は変わり易く、青空が雪に変わった。

 帰り、ちょっとしゃれたカフェで食事をして帰った。

 ○さんのお陰で思いがけない いい一日だった。



《泉ケ岳自然ふれあい館》



キンカン2015/01/25 17:35



 春のような穏やかな日。

 お天気屋なので^^; お日様が出ると元気が出る。

 13000歩も歩いてしまった。


 一昨日〇さんと会っておしゃべりをした。

 キンカンをいただいた。
 大玉のキンカンで生で食べても甘くておいしかった。
 甘露煮にしたらもっと美味しくなった。

 正月に風邪をひいた私を気遣って持って来てくれたのだろう。
〇さんはいちいち説明はしないが細やかな気遣いのある人だ。


 以前、〇さんが期日の迫っているサービス券があるからと 二人でうどん屋さんに行ったことがある。

 隣のテーブルに年配の男性が掛けていた。

 帰ることになって〇さんはサービス券を出した。三枚あった。

 〇さんは私に何も言わず、男性のテーブルにスーと寄って「お使いになりませんか」と小さく言った。

 券はテーブルより少し下で誰の目にも触れないような位置にあった。

 男性は「ありがとうございます」と券を受け取った。

 その時の目立たない渡し方を「なんてスマートなのだろう!」と見ていて感心した。

 受けるにしても断るにしても相手に間の悪い思いをさせないような配慮が〇さんのふるまいの中に出ていると思った。

 う~む、ガサツな自分には無理だな~^^;;と思うことが〇さんと遊んでいるとしばしばある^^;;;

スニーカー2015/01/27 21:24

 ドアを開けるとすぐ目に付く様にスニーカーを置いていた。

 正月が過ぎるとスニーカーが無くなっていた。
すぐに分かった。正月に来ていた娘夫の〇さんが持って帰ったのだと。

 いつか娘夫婦が来た時我が家に置いて行ったままの物を私が断りもなく 防犯用に使わせてもらっていたのだ。

 靴が防犯用? ^^;;;

 〇さんは背が高い。したがって靴も大きい。

 もし あやしい人が訪ねて来て、ドアを開けた途端大きな靴が目に入ったら「あ、この家には屈強な男がいる!」と思ってくれるのではと・・・アハ

 一人暮らしの婆の妄想と言おうか 気休めだけどね^^;;

 その後、使わない靴があったら譲ってと娘に言ったら〇さんから
「あの靴がそのように役立っているとは露知らず、失礼しました、、、」と丁重なメールが届いた^^。

 年寄りと付き合う若い人たちもラクではないというオハナシ。

○さんとお出かけ2015/01/30 19:38

 〇さんに「とうほく蘭展」の招待券があるから一緒にどうですかと誘われて
二つ返事で昨日出かけた。

 花の展覧会は行ったことがないのでいい機会だった。

 〇さんとは長い付き合いになるがいつもは「会談」?で行き先を決めて出かけたのは数回しかない。

 主目的の「蘭展」(正式名称:21stとうほく蘭展&バラとガーデンフェスタ2015)には会場の「夢メッセ」まで臨時バスが出ていた。満員で立ちぱなしの40分。

 広い会場は欄とバラが展示され入場者も大勢だった。
種類が多く、花の名前も分からない。

 正面のディスプレーは「竜宮城」と銘打った大型のものだった。
プロのカメラマンが脚立に乗ってシャッターを切っていた。私も写してみたがピンボケで何を撮ったかわからない^^;;

 こちらが今朝の新聞に乗ったカメラマンの写真。



 グランプリをとった欄を撮ってみたがその素晴らしさが私の腕では出せない^^;;;



 花の知識を持っていたらもっと楽しめただろう。

帰りのバスは仙台駅まで座れた。(第一部 おわり)


 出かけついでに蘭展を見てから気分次第でで東北歴史博物館で催されている
「みちのくの観音さま展」を観ようと言う案が〇さんから出ていた。

 博物館に向かった二人だったが、この第二部がなかなかの珍道中だった。

 博物館には数回行ったことがあるがいくときはだれかの車に便乗だ。

 〇さんも行ったことがあると言った。

 お互いが確かめずにそれぞれが相手を信頼し切って多賀城行きの電車に乗り込んだ。

 下車してビックリ、駅と隣接しているはずの博物館がないのである??

 多賀城駅は「JR東北本線」の国府多賀城駅と「JR仙石線」の多賀城駅の二つがあるのだった。
 

 電車で博物館に行くには「東北本線」に乗らないといけない。

 私たちは間違って、「仙石線」に乗ってしまったのでタクシーで博物館へ行くハメになった。(タクシー960円)。

 展覧会の内容はよかった。
静かな館内でゆっくりと鑑賞した。素晴らしい絵馬などの奉納品もありひとびとの信仰の様子が伝わった。

 素朴な観音様に静かに対していると魂が浄化されたようなひとときであった。