レンジが来た2013/02/03 18:56

 レンジ購入。

 温め、解凍のシンプルな形を買うつもりだったがプラスちょっとで
お菓子や料理も出来る機種があったのでプチ多機能のレンジにした。

 たかがレンジごときで 一人で据え付けられるだろうか、と心配やら、億劫やら、心が弾まないのは明らかに年のせいだ。

 二年ほど前までは新しいものを買うと 取り説を見ながら、迷いながら備え付けるのも心楽しい事だったのに。

 古いのとはボタンや使い方も多少は違う。そんなことにまでびくびくするようになっている^^;

 実際は箱から出すとコンセントを差し込むだけで何ということもない。

 日頃、物忘れやチョンボを繰り返しているので 新しいことに挑戦する時、自信が持てないのである(><);;困ったものだ。

 時代に取り残され組のばあとは違い、知人の〇さんは携帯をスマホに変えたそうだ。へェ~!!

  シニア用の仕様で簡単操作ができるらしい。
メールを入力する時、音声変換もしてくれるそうだ。
 もっとも東北のズーズー弁で言うととんでもない変換になるという。
発音は正しくね。アハハ・・・

 さて、eばあがレンジで唐揚げやスポンジケーキを焼くことが この先あるのでしょうか^^;

前向きな人2013/02/08 17:46

 同じ一生なら暗くなるよりは明るく生きたいのは万人の願いだろう。
私も前を向いてと思っているが、いつも晴れの日ばかりではない。

 慎重と言うよりは小心者でいい年をして未だにビクビク、何をするにも自信がない。

 レンジの据え付け時のようにやる前からゼツボウしてみたり。
 石橋を叩たきすぎて橋そのものを壊してしまったり^^;

 オッチョコチョイな性格と若さの勢いで人前に恥を晒してきたが、この頃は出力が上がらない。


 土曜日の遊び仲間の〇さんは私と同じ年齢だが前向きな人だ。
難病のご主人を十数年間介護したりして、これまでの道は平坦とは思えないのに愚痴を聞いたことがない。

 この度、新たにペン習字に挑戦し始めた。
趣味はピアノ、コーラス、ギター、囲碁、他に身障手帳を持っているのでリハビリにも通っている。

 習い事を始める時は周りに「〇〇をやることにした」と公言するのが〇さん流。
そうすることで挫折を予防するのだと言う。

 困難にぶつかっても脳内にマイナスをプラスに換える特別な装置があるのではと思うほど弱音を吐かず明るい。
 
 その上、百万ドルの笑顔を持っていて多少はっきりした物言いをしてもその笑顔を見れば腹を立てる人はいない。
 生き方が前向きだから若々しく、真っ赤なコートもかわいらしく着こなしてしまう。

 土曜日の遊びの後×さんと三人でおしゃべりをしながら遅いランチをとるのがいつもの定コース。
 話題提供者はほとんど〇さん、×さんと私は笑い役。


 〇さんがしてくれたギター教室の話。

 〇さんのギター歴はまだ一年に満たない。(75歳にして弦に触れた)
先生は50代後半の男先生。部屋に二人きりの個人レッスンだ。

 年末、教室で先生にクッキーの箱を渡した。(他に事務局と受付にも渡していた)

 先生は恐縮してお礼を言った。
それから「今日、家内を〇〇に送って行ったんですよ」と唐突に言った。

 それまで奥さんの「お」の字も言ったことのない先生が突然奥さんの事を出したのは私に変な気を起こされてはと予防線を張ったのかもと〇さんは言う。

 私と×さんはゲラゲラ大笑いした。
はてさて、勘違いしているのはだれでしょう^^。
答えは永遠の謎?^^

 〇さんのように屈託なく生きられるのは強さがあればこそで とても及ばないね~^^;と×さんと話した。

きょうの小話2013/02/09 20:48

 土曜日はサークル。

 隣に座っていた〇氏がお相手の○○さんと雑談をしていた。

 〇氏「ロッキーに弟がいるって知ってた?」
 〇○さん「ううん、」   真面目に答える○〇さん。
 〇氏「あのね、ちょっと体が弱くてね。ロッキーみたいに活躍はしてな いんだけど。
  名前は≪グロッキー≫っていうんだよ。」

 アハハ・・・私は思わず「座布団3枚!」と言ってしまった。

「あい」のサッカー2013/02/10 21:44

今日はブラインドサッカーの観戦をした。



 昨年の観戦はB1クラス。今年はB2/B3クラスの世界選手権大会だった。
 B1はアイマスクをする、全盲の選手が主に活躍するクラス。
 B2/B3は弱視や物が見えにくい人のクラス。

風はあったがお天気も上々。

観戦したのはロシヤ対イングランドの試合で2:1の緊迫したいい試合であったが観戦者が少ない。
 まだブラインドサッカーに対する関心は低いのかもしれない。
(日本チームは前日敗退していた。残念。)

 かくいう私もYさんが(嫁)協会のボランティアとして来仙したので面会方々出向いた次第で・・・^^;

試合が終わってむすび丸くんが登場。
カメラ目線でサービスしてくれた^^ ありがとう♪

*むすび丸:宮城観光キャラクター


達筆と悪筆2013/02/11 22:43


 この前、囲碁仲間の〇さんがペン習字の話をしたのをきっかけに達筆、悪筆の話になった。

 〇さんはペン習字などする必要のない乱れのない、綺麗な文字を書く。

 勝手な思い込みかもしれないが手筋の良さは遺伝するようで、親が達筆だとその子も綺麗な文字を書くような気がする。

 知り合いには達筆の人が多い。
自分の字は行儀が悪く、性格が出ているようで嫌いだ^^;;

 母は字がヘタクソ。「子供たちが自分に似なくてよかった」と言っていたが母の時代は女が字を書く機会がほとんどなかったから上手くなれなかったのかもしれない。

三人でそれぞれの兄弟や子供たちの話をしていたら、×さんがく、く、くッと笑いだした。

昔、ご主人とお見合いをして、その後、お礼状が届いた。
そのはがきの文字が判読できなくて、母親と二人で額を突き合わせるようにして一字一字を確かめ合うほど難解な文字だったそうだ。

その時の様子を思い出して×さんは笑ったのだった。

ちなみにご主人のご姉妹は揃って達筆でお習字の師範として活躍している人もいるそうである。
頭のいい人は悪筆と言う説もあるらしいから・・・^^。

釜石小学校の校歌2013/02/17 22:01

≪昨日の雪≫


 うだうだと特別なこともしないうちに日が過ぎる。
もう、二月も中旬だ。

 雪の日が多くて寒さで体が鈍いせいもある。

 三月は大震災から二年を迎える。
 昨日の地元紙の投稿欄に釜石小学校の校歌について庄司さんという女性の投稿があった。
 釜石小は海が近いのに防災教育に力を入れていた成果が出てあの大震災の津波でも犠牲者を出さなかった。
 この事は「釜石小の奇跡」としてマスコミにも取り上げられた。

 庄司さんの投稿は校歌の心が児童たちに備わってそれが震災時の行動につながったのではないかというような趣旨だった。
1.
 いきいき生きる いきいき生きる
 一人で立って まっすぐ生きる
 困った時は 目をあげて
 星を目あてに まっすぐ生きる
 息あるうちは いきいき生きる
2.
 はっきり話す はっきり話す
 びくびくせずに はっきり話す
 人間について よく考える
 考えたなら  はっきりはなす
3.
 しっかりつかむ しっかりつかむ
 まことの知恵を しっかりつかむ
 困ったときは 手を出して
 ともだちの手を しっかりつかむ
 手と手をつないで しっかり生きる

  なんと新鮮な歌詞だろう。
 

 哲学的で「人生いかに生くべきか」の真髄が含まれているように思う。
 

 ちなみに作詞者は井上ひさし氏です。

楽しい食事会2013/02/21 20:54

 「話術」という言葉があるように、聞く人を楽しい気分にさせる人がいる。
 名前は知っていても個人的な話はしたことがない△さんと一緒に食事をする機会があった。とても楽しい人だった。

 停年まで働き続けた人生経験の豊かな人だったが、失敗談を愉快に話し、楽しませてもらった。

 △さんは定年を機に昔かじったことのあるお茶の稽古を始めた。
お師匠さんはお友達でもある人。他にもお弟子さんはいるが、一対一で丁寧におけいこをつけてくれる。

 お稽古の時は友人関係から子弟関係に切り替わる。
お手前を終えて、ご挨拶、正客の師匠に、「お詰めは?」「茶銘は?」
と問われ、お茶銘のところで

 △さん「ゲシでございます」
 師匠「は?」
 △さん「ゲシでございます」
 師匠「冬至でしょう」
 
 あらかじめ決められていた「冬至」の茶銘を「夏至」と言ってしまった。
アハハ・・

 これも、ご挨拶の時、「結構なお手前でございました」と労いお稽古は終わった。

 席を変えてコーヒーでも淹れましょうと師匠にご馳走になった。
入れられたコーヒーを口に含んで「ああ~~おいしい~~!」
「結構なお手前」とあまりに違う感想が出た。
 「なに、それ」お師匠さんも友だちに戻って二人で笑いだしてしまったそうだ。

 △さんのお陰で楽しい食事会だった。

『 ン サ フ ト ガ リ ア 』2013/02/22 13:59

《今日の空 風あり》

 昨日はボラの日で前日から心構えをしていたのに、朝いつものように起きたら鼻水が・・・^^;; 
 8時半まで様子を見ていたが収まる気配がない。
咳も熱も頭痛もないが、抵抗力の弱い人相手のボラなので休むことにした。

 もともとが怠け者で安静(?)も苦にならず一日テレビを見て過ごした。

 BS「ありがたうさん」を観た。
清水宏監督昭和11年の映画である。

 若いころ映画好きを自負していたのに清水監督の名前も映画名も知らなかった。
 映画は右書のタイトルから始まる。

 物語は天城峠を超えて駅までの乗り合いバスの車中。

 身売りする娘と駅まで送る老母を中心にいろいろなエピソードを織り込みながら進んでいく。
 画面を観ている私も天城の自然の中 くねった細い山道をゆられていく。
 タイトルの「ありがたうさん」は27歳の上原謙が演じる運手のこと。 
バスが走る前方に子供や、旅芸人や、荷馬車などが道を開けてバスを通す。
 それにこたえて運転手は「ありがとう~~」と手をあげるのである。
「ありがとう~~」の調子が何とも温かい。全編を通してこの声が何度となく聞かれる。

 全体にユーモアがあり、のんびりした雰囲気なのに、身売りや朝鮮の女労務者や庶民の貧しさなどが下地にあって不条理を声高に言うわけでもないのにシッカリ伝わってくる。

 自分が生まれる前の映画なのにしっくりと心にしみる映画だった。
 せりふ回しが今の俳優さんとは違い、ゆっくりと絵本でも繰っているような気持ちになった。

 観終わって検索した。
清水監督、33歳時の作品、原作は川端康成氏が20代に書きためた「掌の小説」の中の一編(ありがとう)。わずか4ページの短編を映画にふくらませた。
 結末は違うらしい。


 昨日の安静が効いて、今日は鼻も異常なし^^。ありがとう~~^^。

ふぞろいの靴下カバー2013/02/23 14:12




 
 数年前、ソックスの上にはくカバーをもらった。

 その頃は足の冷たさも苦にならず、使わずにいた。

 この頃、寒さに弱くなって、使ってみると足が温かいだけでなく体全体が温かい。

 丁度残り糸があったので、作って見ることにした。

 いただいた靴下カバーを見ながら編んだ。
 不器用者が、本も製図も見ずに実物を眺めながら編んだのがこの6枚。

 三足と言いたいがそれぞれのサイズが微妙に違うのだ^^;;;
ま、いいか、毛糸は伸びるし、家の中だけで使うもの。
 ばあの足元まで見る人もおるまい。

 な~んて、大雑把人が〇〇度胸で完成とした。
とはいっても、何度編みなおしたことか。

 つま先の一目ゴム編みの減らし方かわからなくて10回以上は編みなおした。

 PCに動画の編み方が出ていたからその通りやったはずなのに いただいた実物と並べてみると仕上げが違う。
 困った、困った、で諦めて ・・・いい加減ごまかして完成とした

 恥も外聞もないとはこのことか^^;;;;;

《今朝7時 またも雪…》


雪の一日2013/02/24 22:04

 朝起きたらゆきがふっていた。積もっていたのは3センチほど。夜通し降っていたのわけでもないらしい。雪かきをした。

 お昼頃買い物に出かけた。

 買い物を終えて店を出ると来た時の雪と降り方がまるで違う。
 横からピューピュー、視界も悪くなった。

 こんな降り方は仙台では珍しい。秋田の冬を思い出した。
 小学校の頃、学校が遠く、3キロほどの田圃道を八郎潟からの強い西風が
運ぶ吹雪の中 マントを被って登校した。
 あの頃の吹雪と同じだ。

 にわかに、ブログ記者魂^^;;(?)が出て、家に急いだ。

 カメラを持って外に出たら、なんと、雪は小降りになっている。
 撮らずに帰るのも癪なので、どうともない雪景色を撮って見た。


夜になっても降っている

 こんな呑気に過ごした一日だったが、

 青森・酸ケ湯では5・21メートルの積雪最多記録を更新したそうで、東北の各地は新幹線をはじめ交通機関に支障が出ていると報じられた。

 夕方、二度目の雪かき、さっき覗いたら、雪ははらはらだったが雪かき跡が消されていた。
 明日の朝も雪かきだ。