下手でも楽しく2010/08/01 17:18

 囲碁をやり始めて10年以上になった。

 先日仲間のTさんが前は負けると悔しくて家に帰ってから勉強したが今は本を開くこともないと言っていた。

 週一回の囲碁の日 先生はプリントを用意されて布石と詰め碁の解説を一時間してくださる。
 フン、フンとうなずいて聞いてもスカスカ頭は素通りの状態で家に帰って復習することもない。
まったくもって不真面目な生徒だ。

 定年近い男性の話を聞いたことがある。
 老後のためにと将棋を始めたが負けると悔しくて感情が昂ぶる。
それが半端でなくてなかなか平静に戻れない。これでは体に悪いと思い、将棋を諦めたと言っていた。

 囲碁はどんなに下手でも遊べるだけは遊べるよく出来ているゲームだと思う。
 私の場合は棋力は伸びないと諦めているから負けて悔しい気持ちも沸かなくなってしまった^^;;

 先日対局中の雑談で「カベを作ったつもりでもさっぱりカベの働きを実感したことがない」と言ったらHさんが「柱がなかったんでしょう」と笑うのでなるほどと思った。
 家だって壁だけでは崩れちゃうものね^^。

 Hさんといえば50代で棋力もどんどん伸びている人だが勝敗には拘らないで囲碁を楽しもうとしているらしい。
 一局の中でここはどんなふうに変化していくのだろうと課題(?)を見つけて相互の打つ一手、一手で変わる変化が楽しいのだと言っていた。

 ふ~ん、そんな楽しみ方もあったか~
 例え戦いに負けても ここぞと思うことを首尾よくできた時の喜び、
なるほどこれって人生の知恵にも通じるかも・・・^^。

続く暑い夏2010/08/05 20:38

 「暑いですね~」が挨拶になっている連日の猛暑だ。

 今年の暑さが去年とどれほど違うかをネットでみて見た。
仙台では去年7月中に30度以上の日が2回あり、8月には一回しかなかった。
今年は7月は30度を超える日が14回を数え、8月に入ってからも連日30度を超えている。
 熱中症対策をお忘れなくと報道機関は警告している。

 こんな中で元気なのは雑草、ぐんぐんと伸びる。
暑い中草を抜いていたらお隣からドリンクサービス。冷たいジュースを汚れたままの手でいただく。おいしい~^^
 ご主人が「eさんが草取りをしてるから」と言って出掛けたのだという。
年寄りを気遣っているのだ。嬉しい心遣いだ。

 明日からは仙台七夕が始まる。
 前夜祭の花火の音がしている。
明後日7日は早くも立秋と言うのにこの暑さどこまで続くのだろう。

 用事で出かけるにも涼しい時間を選べる気楽なばあはいいが
こんな猛暑の中の通勤は難儀なことだ。

アリ派とキリギリス派2010/08/07 21:23


 何年前のことだろうか。
バブル経済以前、10万円が安サラリーマンの女房には大金と思われていたころの話、

 同じような給料でやりくりしていた知人が「ボーナスを貰ったら10万円を自由に使ってみたい」と言った。
 実行した知人は「結局は主人や子供のものを買って自分のものは後回しになった」と笑っていたが、思い切りの良さがうらやましかった。

 思い起こせば生まれついてこの方お金とはご縁の薄い人生だった^^。

 時々、三人でランチを共にする仲間がいる。
Aさんは私と同じ年代の一人暮らしだがおしゃれで若々しく、趣味も多彩でお友達との交流に忙しく、楽しそうだ。
 もっとお金があったらと嘆く割には生き生きと楽しそうだ。

 もう一人のBさんに
「10万円あったら全部使いきる?」と聞いたら、
「2万はいざという時のために残すかも」と言うので笑ってしまった。
 Aさんなら使いきるだろうというのが二人の一致した意見だった。

 金銭感覚は環境や人間関係のなかで形成されるのだろうけど
性格の一部のように、変えることは難しい。
 Aさんを真似ようたって出来あしない。こっちは貧乏性なのだ^^;

 ふと、「アリとキリギリス」の童話を思い出した。
勤勉な蟻さんは○。楽しみ派のキリギリスさんは×。怠惰な生活を戒める物語だ。

 物語の本筋からはずれているが確証のない未来のためにチマチマと暮らすより、人生楽しくのキリギリス派の方がなかなかいいような気がしてきた??

それぞれの職場で今2010/08/09 09:58

《制服も凛々しく運転中の女性》

 仙山線(仙台ー山形を結ぶ、58キロJR)に乗ったら女性の運転手さんだった。
 珍しい。乗客が少なかったのでケータイでカシャ。
 
 先日バスに乗った時も女性の運転手さんだった。
綺麗な落ち着いた声の案内だった。
昔と違い、運転だけに専念というわけにはいかないから今の運転手さんは心身両面の負担が大きい。
 命を預かっているうえに、わがままな乗客の気分まで乗せている。

 昨日のバスではこんなことがあった。
一人がステップに足をかけて「ちょっと待ってください」といい一人が10メートルほど先の横丁の角で「早く、早く」と手招きしているのを運転手が待ってあげた。
 バスからは横丁の様子は見えないから長く感じイライラした。
運転手さんはと見るとイライラしている風もない。
う~む、修業ができている!

 横道にそれた^^;;;

 数日後乗客が私だけのバスに乗った時、ブログ魂(?)を発揮して運転中に話しかけると言う暴挙に出た。

 「女性のドライバーは会社で多いのでしょうか」
 「三人おりますね」
 「へえ~」
(運転手さんお仕事中すみませんでした(-_-メ)
 
 時々訪問している老人施設にも若い男性たちがきびきびと働いている。

 ネットで見ると「男女雇用機会均等法」の基になる法律が出来てから25年ほど経っている。

 以前は男性の職業と思われていた職場に女性の姿を見て(逆も)「珍しい」と思うのは制度の未熟さなのか、こちらの意識の未熟さのせいなのか、
 新天地のパイオニアたちは苦労の多い中で頑張っているのだなーと思った。

8月15日2010/08/17 12:33

 8月15日は65回目の終戦記念日だった。
この日の前後マスコミでは戦争の話題が増える。
 今までになくラジオ、TV、新聞などで戦争の話を多く聞いた。

 終戦時私は国民学校の二年生だった。
8月14日未明、30キロほど離れた秋田八橋油田が空襲にあい、空が真っ赤に染まっているのを見た。
 学校では毎日避難訓練があった。
灯火管制や、夜中に空襲警報に起こされることはたびたびあった。
 だが、幼かったためか戦争の悲惨な思い出は持っていない。

 今年はラジオやTVで、沖縄のこと、戦地のこと、空襲のこと、原爆のことなど聞いて自分がいかに戦争のことを知らず、考えることもなく過ごしていたかに気付いた。

 終戦後 村には遠い親せきを頼って外地から引き揚げてきた家族が数軒あった。
 暗い土蔵や、朽ちた空き家に住んでいた。
村の子供たちはよそ者として接し、中にはあからさまにからかうものもいた。
 そんな時私はただ傍観していた。

 大人になって中国から帰還した元兵士の話を聞いたことがある。
ストーブを囲んでの雑談の中だったが、とても口には出せないむごい内容だった。
「法に照らしたら ほとんどの法を犯した。放火、強盗、強姦・・・酷いもんだった」
 その人は自分が加わらなかったから自慢話のように笑って話せたのだろうか。

 村にあっては純朴な一農民だった人が、不条理に疑問を持つことさえ許さないのが戦争の狂気なのだろう。

 今、政局は不安定で、国は何処に向かおうとしているのかわからない。

 世の中が悪い、政治が悪いと言っても始まらない。
一人で出来ることは 選挙の投票くらいだ。

 一人ひとりが流されることのない 「自分の考え」を持つことの大切さを思う65回目の夏である。

怪我の功名2010/08/17 12:45

 ○さんは一緒に行っても面白くないとの理由で5年ほど前からご主人との旅行を止め、買い物や病院にも車を出してもらわず、一人で出かけていた。
 ところが足にけがをしてご主人に車をお願いする羽目になってしまった。

 ○さん
「これからは なるべく一緒に出かけようと思うの」
e-ばあ
「とてもいいことだと思うわ、それこそ『怪我の功名』なんてね^^。」
○さん
   「あはは・・・ほんとはこんなきっかけじゃなない方が良いのよね」    

 怪我も大したことはなさそうでまずはメデタシ、メデタシ。

故障続き2010/08/20 19:04


 給湯器が止まってしまった。
 暑さ続きにお風呂が使えないのは困るので点検をお願いしたら早速来てくれた。
 陽の厳しい戸外で帽子もかぶらず熱心に点検してくれた。

 11年以上経っているのでいづれは買い替えの時が来ると思いますが今回は修理の方がよろしいと思いますとの説明だった。

 ちょうど部品もあって短時間で復旧。やれやれ。

 我が家は今故障続き^^;

 デジタルTVで映りの悪い局がある。
アンテナを変えると直ると言われている。

プリンターも止まったままだがこれも修理待機中。
どちらもどうにかなりそうだ。
修繕の効く機械はいいな~

 故障と言えば一番動きの怪しいのはeーばあだ。
どうにかししたいのだけど 1937年型ではあまりに古すぎてもう合う部品もないだろうしな~~(> <);

特別暑い夏2010/08/24 21:16

 「いつまで続くのでしょうねこの暑さ。」
この頃の挨拶はこんな風。

 今日も県南では37度を超えた。
仙台市でも34度。朝、6時には陽がじりじりし始めた。

 午前中は網戸を通ってカーテンを揺らす風もあったのだが
部屋に入ってくる風を生暖かく感じた。

 7月から続いていた真夏日が19日(27度)、20日(26度)と途切れたので残暑も終わりかと思っていた。
 なんの、なんの 21日からはまたも厳しい暑さに戻ってしまった。

 この暑さまだ、二週間は続くだろうと予報されている。

 週三回のプール、土曜日の遊び、木曜日のボラ、合間に目、歯、血圧の医者通い^^;;
 どれも二時間ほどのことだからパパッと済むはずが ご老体ゆえ、グッタリ。
 
 中でもプールの開始時間が午後一時、(子供たちの夏休み中 )真上の太陽を浴びながらの片道徒歩20分はうらめしい。帰宅後昼寝などするとあっという間に一日が終わっている^^;;

 プールに出かけるとき秋明菊がつぼみを付けたまま暑さにぐったり首を垂れていた。
 あら、かわいそうにと思って夕方水を撒こうと外に出たらしゃんと立ち直っていた。
 さすが、生命力の強い秋明菊、たくましさにあやかって残暑を乗り切りたい。

用意周到?2010/08/27 21:07


電話の側に止めてある封筒を見て
Mさん「それはなんなの?」

封筒には「緊急時、お願い」と書いてある。

e-ばあ「ま、尊厳死宣言っていうとこかな^^;」

 四年前のブログに書いたがあれから環境も変わった。
 いざという時に必ずしも家族がいるとは限らないので緊急時の連絡番号と一緒にカベに貼った。

Mさん「ふ~ん、用意が良いのね。でも早いんじゃな~い?^^」
e-ばあ「アハハ・・確かに」

  きちんとしているように見せて 実はその前にやるべきことがいっぱいある。

 第一、押入れや、物置にガラクタが詰め込まれたままだもんね^^;;;;


《過去の記事》

http://e-batyann.asablo.jp/blog/2006/07/21/454281

マイッタ、マイッタ!!2010/08/30 10:44


 久しぶりにHPを更新しようとしたら大変だった^^;;

 記憶が抜けているのは自覚しているが^^; PCを変えたことでword7になり何処を押せばいいのかさっぱりわからない。
 あちこちをメチャクチャ押しまくってどうにか編集を終えた。

 やれやれ、後はUPするだけだ。

 が、このUPロードにまたまた手こずって、とうとう息子に電話を入れた。
 指示どおりに操作したらあっけないくらい簡単に完了。
ほッ!

 お礼を言ったら「前にワカッタ、ワカッタって言ったと思うけど」という。
えッ!!?そんなことを言った記憶もまったくございません!!^^;;