看板2007/11/02 20:20

 今日、知らない街をバスで通っていたら、窓から壁面に大きく「KOBAN」と書かれた建物が見えた。
 交番もおしゃれになったものだと年寄りのばーは驚く。

 昔、青森県に野内という所があって、列車に乗って行くと線路そばに幼稚園の看板が立っていた。
 かわいい子供の絵の横に「のない幼稚園」
それを「子供のない幼稚園」と読んで笑ったことがあった。

 上の写真は地下鉄の看板、「はらや産婦人科クリニック」
「なにやら、おかしいね」と言ったら連れが「はらみ・・・じゃないの?」だって^^。

おっぴさん2007/11/04 11:10

 生まれた秋田より仙台での暮らしが長くなった。
「違うッチャー」など仙台弁が自然に出て秋田の友人に指摘されることもあるが土地の言葉で話すことは難しい。

 先日、路線バスで田舎の方に入り、年配の乗同志が話しているのを側で聞いていたが、所々単語は分かるものの、何の話をしているのか聞き取れない。
 これが故郷だったら、どんな辺鄙な所でも大意くらいは分かるだろう。

 仙台では曽祖父母のことを「おっぴさん」という。
敬愛の含まれたいい響きの方言だと思う。
 
 家族の形態が変わってきて、親子でも別々に暮らすようになった世の中、おっぴさんと一緒に生活している人は少なくなった。
 四世代で暮らしていた知人がいた。
 一年生の孫がお友達を連れてきた。
 おっぴさんを見て「この人だれ?」と訊くので
「A君(孫)のお父さんのお父さんのお父さんですよ」と教えたら
「あッ、わかった!ゴセンゾサマだ!」と言ったそうだ。

苦竹のいちょう2007/11/08 20:32

《大きくて、何処をどう撮れば?後の屋根でご想像を》
 
市内に国指定の天然記念物、「苦竹の乳イチョウ」があるというので丁度今頃は黄金に色づいているのではと思い出かけた。
 バスを降りて、少し歩いて、キョロキョロ。アッ!アレかも・・・高い木が見えた。
 太い幹 さすが推定樹齢1000年の威容だ。名前の由来でもある「気根=キコン」が無数に垂れ下がっている様は一見に値する。
 葉は緑のままだったが、時々ポトンと実(ぎんなん)が足元に落ちる。

 落ち葉を集めている老婦人がいた。
イチョウの側に欅の大木が数本ある。
園児が焼き芋をするので近くの幼稚園に持っていくのだという。
 葉っぱの詰まった袋が五つも並んでいる。
 大正生まれのその人は神社の近くに一人暮らしというが
矍鑠として羨ましいほどだった。

 イチョウは色づいていなかったが、出歩くとこんな思いがけない ほわっとする交わりがある。

 もう一つ、おまけの交流。
イチョウの木を遠くから撮ったり、近くから撮ったりと何度もシャッターを押すのを見ていたらしく、道路工事のおじさんが笑いながら「プロのカメラマンすか」だって、アハハ・・・
 いいえ、まともな写真が撮れないから数を多く撮ってるだけなんです^^;;;

るーぷる仙台に乗ったよ。2007/11/08 20:49


 いつでもと思うと意外と利用しないもので今日「るーぷ仙台」バスに初めて乗った。

http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/loople/loople.html

 乗り降り自由の市内観光バス。
伊達政宗公の祀られている「瑞鳳殿」と「東北大植物園」に行った。
15~20分間隔で決まったルートをぐるぐる廻っているので
自由に時間が取れるというわけ。

 大学の植物園は広く深い森で人気のない散策路を登ったり、下ったり気持ちよく歩いてきた。

次は何処に下車しようか。

苦竹の乳イチョウ2007/11/10 18:01

11/8のイチョウの全容。(クリックで大きくなります)

街路樹2007/11/10 18:18

 
 暑さが続いたせいもあって色づきの遅れていた街路樹もようやく秋色に変わってきた。

 30年ほど前に出来たこの道路に同時に植えられた同種の街路樹。
 いまだ緑のままの木、真っ赤に染まっているもの、茶色の枯れ葉を落としているもの、細いも、高いも様々だ。
 いち早く季節を感じ、先を急ぐもの、ゆったりと構えているもの、
華やかなもの、控えめなもの、それぞれの個性を見るようで面白い。

冬の使者2007/11/11 21:05


 期待もなしに沼にいったら、オオ!白鳥がいるよ。
今冬第一陣だ。
白鳥はファミリーで行動するそうだから一家族6羽。灰色をした  幼鳥が3羽いる。
色づいた枝々を映している水面を静かに泳いでいた。

遠足2007/11/14 21:24

《ここに座って持参のおにぎりをたべました》
 
 お天気がよかったので、秋保の二口まで行った。

 温泉に浸かろうとタオル持参で出かけたのに。ビジターセンターもばんじ山荘も休み。
 仕方なく、折り返しのバスに乗って秋保大滝まで戻ることにした。
 山間部のためバスは乗降自由な区間だ。
とっつきにくい感じの運転手と思ったのに、尋ねるととても親切に教えてくれた。
 乗客は私たち二人だけ。紅葉のきれいなところでバスを降りた。
 二口峡谷沿いに3キロほどを歩いたのだが、空は澄み、風もなく
 穏やかな陽光の中、赤や黄色と鮮やかな紅葉を楽しむことが出来た。

カメラのキャップを失くしたのは減点。トホホ。

遊び宣言2007/11/14 21:34

《昨日の二口峡谷の紅葉》

 子供達とはお互いのブログで近況が分かるので電話もメールも滅多にしない。
 最近娘のブログが止まったままなので近況伺いにメールをした。
 ついでに心境も書いた。
「心を入れ替えて遊ぶことにしました(笑)」

 変なの、普通心を入れ替えたら遊ばないじゃないの。
今も遊んでいるくせに、何を今更。

 自分だけで友達と遊びに出るとき、家人が快く送り出してくれるにもかかわらずなんとなく、罪悪感みたいな後ろめたさあった。
 それを吹っ切って、これからは堂々と遊ぶことにしたと娘に宣言したのだ。

 娘から返信が来た。
「遊ぶことはよいことです。それにeさんなら力いっぱい遊んでも経済的ダメージは少ないでしょうから。(笑)」
あははは・・・

 笑いながら、彼女が三歳のときを思い出した。
初夏のスーパーで初物のスイカをジーッと見て「家ではまだダメなんだよね~」
食べたいのをガマンして健気に言ったことがあった。
その頃から娘は私を見て、私の遊び方を見通している。
 
娘よ、私はお金をかけないで楽しみと感動を捜す旅を続けるよ!
ありていに言えばけちけち旅行っていうことね^^;;;

幻の椅子2007/11/17 16:32

《秋保の里で》

 そこつものがやってしまったよ。
 幻の椅子に腰を下ろしてしまった。

 その部屋は思っていたより狭いところでカウンターと壁は3メートルと離れていなかった。
 壁際に小さな椅子が二個おかれているのは見ていた。

 カウンターで「お待ちください」と言われてポーチのファスナーを閉めながら後ずさりで椅子のところに行き、腰を掛けた。
 ガーン!!!掛けたはずの場所に椅子がなかったのだ。
見事にこけた。
 頭を壁に打ちつけ震度5位の衝撃だったが、先客の紳士が「大丈夫ですか」と駆け寄ってくるのに、にっこり笑って応える見栄は残っていた^^;;;

 一夜明けて本日打ったところを触ってみてもなんともない。
頭を振ってみても、どうともない。

 近頃物忘れが酷くなっている頭の回路にこれ以上のダメージは困る。
 ん?ショック療法というのもあったな~~
滞っている箇所がスムーズに流れ、もしかしたら物忘れが減るってことも・・・^^。  ない、ない。