庄内へ2006/10/03 06:22

 
  Kさんからの突然の誘いでIさんと三人で湯野浜温泉に泊まった。
晴れていたが日没の頃は雲が厚く、落日を見ることは出来なくて残念だった。日本海へ沈む夕日を期待して海辺の宿を選んだのに。
 写真は穀倉地帯、庄内のシンボル酒田市の明治に建てられた山居倉庫とその裏のケヤキ並木。
 西日をさえぎる役目をしているそうだが、巨木の伸び伸びとした様子は命の力づよさを感じさせてくれる。
 倉庫は今も米蔵として使われている。

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さようなら、ピアノ2006/10/04 19:41

 
 居間を広く使いたい。ピアノを処分したら、広くなる。
ピアノは娘が幼稚園の時に家に来て、引越しのたび毎にも一緒だった。
 前は娘が帰ると発表会の曲を思い出したように弾いてみたり、夫が片手でポロンポロンと懐メロを楽しむこともあったが、 ここ5年程、娘は忙しく、夫は難聴が進み、ピアノのふたを開けることもなくなった。調律もしていない。

 「ピアノを処分したいけど どう?」子供たちに相談したら
「いいんじゃない」意外とあっさりした返事。
迷っているのは私だけだ。

 電話帳で調べて、地元の買取業者に相談。
結果、査定額ゼロ。運搬費は業者持ちで引き受けてくれるという。

 それから、すでに一月も経った。手放した後で後悔しないか、などとグズグズしていた。
 今日、久しぶりにキイに触ってみた。全く指が動かない。
子供と一緒にバイエル位はとやってみたが、当然すぐに挫折したのだった。
 娘や息子のピアノ発表会のことが思い出された。
ふと、メーカーで引き取ってくれるなら「お返し」してもいいかなと思った。
ネットで検索したらメーカーにヒットした。

エエ~ッ!査定額○万円だって!!迷いが吹っ飛んだ。決めたッ!!

・・私ってただのケチだったのね^^;;;

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早いッ!2006/10/06 16:30


 「お願いします」引取りの返事をしたら、瞬く間にことは進んで ピアノは運ばれていった。
思っていたよりも狭い空間、いくばくかの感傷が残る。
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2006/10/08 09:29

 
 今朝、近所のNさんから畑でとれた栗が届いたので夕食は栗ご飯にしようと皮を剥いていた。
 「虹が出ているよ」夫の声に主婦業を中断して、カメラを持って二階に。
2,3枚撮って、今度は外に。あちこち歩き回って来た。

 思ったよりも時間をとってしまったので、気が咎めた。
綺麗な虹を見られる幸せもいいが 思ったことを思ったとおりに出来る自由のありがたさをかみ締めながら栗の皮を剥き続けた。

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体育の日に2006/10/09 10:52

 
 今日は体育の日。運動会に相応しいお天気になった。

 子供の頃の運動会は学校行事というよりは村の一大イベントで、その日は男衆はおおっぴらにお酒が飲め、主婦は重箱にご馳走をつめて集まった。

 私の学校では運動会は校庭を使わず、その日だけ、歩いて30分もある山手のすり鉢型の運動場で行われていた。
 父兄は山の斜面から運動場を見下ろすように子供たちに声援を送り、木々が陽をさえぎってくれたから良い具合に見物できた。
 昼休みは子供たちが家族の輪の中に加わってご馳走を食べた。
 戦後、昭和二十年代の運動会はお祭りのような一日だった。
 私はかけっこは特別遅くもなかったが一等賞を貰ったこともない。
それでも運動会はいつもとは違う楽しい行事だった。
 しかし 六年生になってからの運動会は寂しいものとして残っている。

 3年間、事情で母が家にいなく、運動会を見に来てくれる人がいなかった。
父が親戚のうちに私たち3姉妹の世話を頼んでありおばさんたちは優しくしてくれたがお昼休みは気の重い時間だった。

 今の運動会はすっかり変わってしまったようだ。
徒競走も力の差を出さないようにグループ分けをしているときくが本当だろうか。平等のはき違いのようにも思える。
かけっこくらい競わせてやりたい気がする。
お昼前には終って子供たちだけ教室で給食を取という。

 それでも、近くの小学校の運動会を気まぐれに立ち寄って、走っている真剣な子供の表情を見ると何処の子かも知らないのに胸が一杯になる。

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歩くということ2006/10/13 10:11

 
 緩やかな坂道を30分ほど歩くと大型量販店があって、店を目的地に散歩することがよくある。

 坂の半分辺りに来ると夫が「前はここで休んだものだ」という。歩きを日常に取り入れる前は 坂を上るときは市街地を見渡せるこの地点で小休止を取っていた。
 継続は力というがいつの間にか体力がついていることを実感する。

 知らない街で道を尋ねると「エッ!歩くのですか」と驚かれることがある。
我が家には車がないが車に慣れている人には遠い距離に思えるらしい。
 時間に制限されない限り30分位は歩くことに抵抗感はない。

 文部科学省の2005年度の「体力運動能力調査」によると、子供の体力は1985年をピークに低下が続いているという報道があった。
子供たちにも歩くという基本が不足しているのではないか。

あなたは歩いていますか。

 偉そうに言ってしまったが私も連続して二時間は歩けるが3時間は歩いたことがない^^;;

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四国へ2006/10/15 10:02


 心待ちしていた四国行きがいよいよ明日に迫った。
16日~23日まで。天気にな~~れ^^。

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無事帰宅2006/10/25 15:38

  《高野山で》

  海外は2回だけ、飛行機は2年に一度くらいしか乗らないのにハプニングに遭遇。
天候不順で仙台の街の明かりを上空から眺めながら二回トライするも着陸ならず、関空に引き返す。
ホテルに入ったのが深夜1時。
添乗員ナシ(現地添乗員のみ)のため、ホテルの手配、翌日の飛行機の予約など男の人達のお陰で無事帰宅できた。

遍路の毎日は好天で44番から88番までまわり、最終日色づき始めた高野山に一泊した。

 9日間の旅の中で色々な人の人生を垣間見自分の未熟さを知らされたが、思いもかけない飛行機のトラブルで平等にものがいきわたらない時の(翌日の飛行機のチケットが取れない)それぞれの行動は様々で考えさせられ、勉強になった四国行きだった。

 信仰心の方は遍路中も自分にはやっぱりないのだな~と再確認することがたびたびだったが・・・^^;;;;


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紅葉狩り2006/10/27 21:37


 友達のTさんに連れて行ってもらった泉ヶ岳・桑沼の紅葉です。
車で30分ほど近場にある沼です。
 雨上がりの水滴が裸木の細い枝々に綺麗に並んでいました。
運転してくださったTさん、それからOさん、Iさん楽しい一日をありがとう。

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遍路こぼれ話⑦・・腸内渋滞2006/10/31 22:40


 旅行に出ると体調が崩れ、腸内渋滞が起きる^^;
今回のような長旅だと重大なことにもなりかねない。ことに女性に多いようで事前にお薬を処方してもらってきた人も居た。
 毎朝、決まったように便通に話が及ぶ。
私もお腹がすっきりしない状態になった。
野菜の少ない食事のせいもあるだろうが、ストレスだったのだろう。
五人相部屋の7泊は気を使うことも多い。
帰宅して、翌朝には渋滞は解消された。

 尾篭な話ですみません。これにて遍路こぼれ話はオシマイ。
トッピンパラリノプー(昔話のオシマイに使われる秋田方言)

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